山桜の季節があっという間に過ぎ行き、
屋久島の里付近は、シャリンバイが咲き始めました。
海岸付近でも育つので、葉は肉厚で、新芽はこんな感じ。
肉厚な葉がこんもり茂るので、ウミガメの産卵地のいなか浜では、夜観察に来る
車のヘッドライトの光を少しでもさえぎるように駐車場に植えてあります。
(産卵に上陸するウミガメは、光にも敏感なんだそうです。)
樹皮はタンニンを多く含むので染色に用いられて、大島つむぎの染料のひとつに
なるそうです。
屋久島では、産業的にそういう利用はないようですが。
シャリンバイは車輪梅と書いて、「葉が枝の上部に蜜に互生して一見輪生状を示し、花が
ウメをおもわせるためという」(平凡社 日本の野生植物より)らしいです。
見た目もそうですが、かおりがなんともほのかにウメのかおりがするんですよ。
花が開花してちょっと立つと、オシベの根元の部分がこんなやさしい紅色になります。
あ、この写真の左下のほうにアリさんの頭が写っているので、大きさが
想像できますね!
撮影・文 亞
屋久島 写真展