屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

屋久島は花崗岩の巨石の島

カテゴリー別 屋久島パーソナルエコツアーについて公開日時

toufuiwa

通称、豆腐岩と名付けられている花崗岩の巨石です。正式名は高盤岳(1711m)の頂上です。
屋久島は今からおよそ1400万年前に花崗岩マグマが海底プレートを押し上げて隆起した島で、屋久島の山間部はすべて花崗岩の巨石の島でできています。

6600万~6300万年前の九州南東部は、アジア大陸の沿岸の海底でした。
大陸から流れ込んできた土砂は、現在の種子島・屋久島・喜界島付近に堆積して
熊毛層群と呼ばれる堆積層を形成しました。
熊毛層群は、現在では屋久島の北西部を除く海岸部でよく見ることができます。
(黒っぽい岩)
そして、約1400万年前に花崗岩が隆起し熊毛層群を押し上げ、現在の屋久島が形成されたとされています。

驚くべくことに、その花崗岩マグマは今現在も隆起中とのこと。。。
1000年に約1mぐらい隆起しているといわれています。ただ、その花崗岩は浸食も激しく、1000でおよそ80cmぐらいは崩れて浸食しているとのこと(笑 それでも差引1000年で20cmぐらいは隆起していますので、結果的に1936mの宮之浦岳をはじめ、永田岳(1886m)翁岳(1868m)と九州の山の上位7位まで屋久島で占めているという、まさに洋上のアルプスの島になったわけです。
実際に宮之浦岳は1935mだったのが10年前に1936mに変更になったこともありましたから。。(笑

屋久島の頂上付近に行くと、こうした花崗岩が露出した山々がたくさんあります。
遠くから見るとよく落ちないなーなんて感心する岩も多く見られますね
また、屋久島花崗岩は粒子が荒く、またこの多量な雨によって浸食も激しいため、特に下りは滑りやすくなっていますので、ストックなどを使って注意して下山しましょう!

岩のやすりみたいなところを歩きますので登山靴のソウルの消耗は激しいですね、
私たち屋久島ガイドだと、だいたい2年に一足ぐらいは登山靴も買い換えますから(笑

屋久島の花崗岩をよく見ると、大きな長方形の白い塊がたくさんあるのに気づきます。
それは正長石という花崗岩マグマが地下でものすごい時間がかかって冷えてできた結晶です。
日本国内にも花崗岩の山は結構ありますが、必ずその正長石が含まれています。 たいてい1.何ミリとか0.何ミリかの世界です。屋久島の正長石は多きもので15cmぐらいありますので、「屋久島花崗岩」と言われているぐらい特長的なものです。

はるか1400万年前に隆起した花崗岩の巨石の島、屋久島です。
 

 

関連の記事