屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

屋久島の固有植物、ヤクシマリンドウが咲いてます!

カテゴリー別 屋久島の花, 屋久島大縦走, 植物公開日時

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2013年8月6,7,8日、2泊3日で宮之浦岳を越えて歩く、屋久島大縦走キャンプツアーを催行しました。
パーソナルエコツアーのガイド佐々木さんが60代のご夫婦2人をご案内しました。
今年は7月5日から梅雨が明け、
その後約1か月以上雨が降らない日が続いてましたが、
8月5、6日はゴロゴロと雷がなり、久々の大雨。
森にとっては本当に恵みの雨でした。
ただ、エコツアーとしては安全第一なので、
6日の日は石塚小屋に泊まり、7日に宮之浦岳頂上へチャレンジすることになりました。

2日目、8月7日は朝から快晴になりました!!
順調に花の江河を越え、投げ石平を越え、
栗生岳を越えたあたりの右側にある大岩の上に、咲いてました!!
見事に咲いていました、屋久島固有植物のヤクシマリンドウです!
ガイド佐々木さんが激写してくれました。
この写真のように、
標高1700mを越えた岩の上のかなり過酷な場所で生育しています。

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ヤクシマリンドウ(りんどう科) 花期8月
屋久島の固有種。また絶滅危惧種でもある。 雲や霧などで覆われ日が当たらない場合はしょぼんとしぼんでいます。
この日は朝から快晴でしたので、見事に咲いていましたね! この高貴な蒼色が心に沁みます。

屋久島の固有植物は、地球が氷河期になると(過去に4回ほどあったとされる)今現在の海面よりも100m以上は海面が下がっていたので、
屋久島は日本列島とつながっていた時代があります。その時に、北方の植物が屋久島や種子島の方まで南下してきます。
やがて、地球が温暖化となり海面がじわじわと上がってきて、種子島にいた北方の植物は海に沈んで死んでしまいますが、
屋久島の場合、1800mを超える洋上アルプスの島なので、
海面が上昇しても屋久島にたどり着いた北方の植物は屋久島の山間部へ逃げることができ、氷河期があるたんびに屋久島の山間部へ逃れることができる環境にあった。。。その後2万年以上の歳月が流れ、屋久島の山間部の過酷な環境に適応した屋久島固有植物になってしまった。。というパターンが多いのです。 ですから屋久島の山間部で生育している固有種たちは、だいたい日本列島に近縁種があります。
しかし、このヤクシマリンドウはその近縁種が日本列島にはなく、中国の雲南省にその祖先があることがわかっていまして、
屋久島は中国大陸ともつながっていた時代があったのかもしれません。
うーん、植物のルーツをたどると過去にどのように大陸とつながっていたのかが推測できるのも楽しいですね。

 

 

 

屋久島の花特集はこちら
http://www.relaxin-yaku.com/yakushimahana.html

 

 

 

 

 

 

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