屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

9月に咲いている高山植物 ~後編~ 

カテゴリー別 屋久島の海, 屋久島の花公開日時

前回の記事の続きで、いま咲いている高山植物達を紹介します!

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ツクシゼリ(セリ科) 花期 8~9月

屋久島が分布南限の植物です。
本州では、中国、九州地方の山中、鹿児島県では、霧島山と指原(開門岳、千貫平)に広く分布しています。
屋久島以外では、茎の高さが20㎝以上にもなりますが、屋久島の奥岳の山頂付近では茎の高さが3㎝ほどのものになっています。
白色のごく小さな花がびっしり集まって咲いていますね。
どうやら、屋久島の固有種、または固有変種とする説もあるそうです。

ヤクシマコオトギリ

ヤクシマコオトギリ(オトギリソウ科) 花期 6月~9月

屋久島の固有変種。花之江河から上の、高所の湧水が流れているような場所に多く咲いてます。
6月の末ごろから咲き始め、長い雄しべがよく目立つ花です。
「ナガサキオトギリ」の矮小品に当たるそうです。
イッスンキンカと同じく、小さくて黄色の花が可愛らしいですね~。

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ハナヤマツルリンドウ(リンドウ科) 花期 9~10月

屋久島の固有種。標高1500m以上の山頂付近や登山道に生息しています。
屋久島の高山植物の中では花が大きいな~という印象です。
ツルリンドウの仲間に似ていますが、果実が細く、熟すと裂けるのが特徴です。

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ヤクシマリンドウ(リンドウ科) 花期 7~9月

数ある屋久島の固有種のうちでも、屋久島を代表する植物。
標高1700mを越える高山の、山頂の岩の隙間に根を下ろして生息している。
園芸用の盗掘などにより数が減っており、絶滅危惧種に指定されている。

今回、個人的にどうしても見つけたかった植物だったので、
見つけた時には1人で勝手にテンションが上がってました(笑
晴れた日にしか花は咲かないので、この日はちょっと雲があった関係もあり、花は咲いてなかったですね。
絶滅危惧種に指定されているので、心ない人に見つからず、
このまま咲き続けてくれることを願います…。

以上で今回の高山植物紹介を終わります!
まだまだたくさんの高山植物が咲いているので、
みなさんも奥岳を歩かれる際は、ぜひ探してみて下さいね~。

 

 

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