屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

川を貸切!?森と水のエコツアー

カテゴリー別 ツアー公開日時

9月22日、森と水のエコツアーにご参加の早川さんご夫婦です。
この日は、青山がガイドをさせて頂きました!
森と水のエコツアーは、午前中は白谷雲水峡の苔むす森までトレッキング、
午後からは川でリバーカヤックを楽しむというツアー内容になってます。
屋久島の山と川が両方楽しめちゃう欲張りなツアーです(笑

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前日まで当店の縄文杉キャンプツアーにご参加頂いていたので、
キャンプの疲れなどが心配でしたが関係なかったですね!
お2人とも元気いっぱいでした!
お天気は雨が降ったり曇ったりでしたが、おかげで森が潤っていて綺麗でしたね~。

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樹齢約2000年の七本スギにて。
やはり、樹齢が2000年クラスになると迫力が違います…。
このスギからしばらく歩くと目的地の苔むす森に到着です。

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この日は3連休の真ん中の日ということで、たくさんの方が白谷雲水峡にも来られてましたが、
ちょうどタイミング良く、少しの間苔むす森を貸切状態で楽しむことが出来ましたね!
森をゆっくりと眺めて、いよいよこの後は里でリバーカヤックです!

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山は雨でしたが、リバーカヤック中は雨も降らずに最高の天気でしたね!
あつ~い夏のリバーカヤックもいいのですが、
秋の涼しい風に吹かれながらのリバーカヤックも、めちゃくちゃ気持ちよくて最高ですよ~。

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さらに…なんとこの日は川も貸切状態でした…!
静かな川で屋久島の大自然を眺めながらゆったりと過ごす…。
本当に贅沢な時間でしたね~。

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こんな風に、途中で川岸に上陸して川遊びも楽しめちゃいます♪
それにしても水の透明度がすごいですよね~。
この後、僕も早川さんと一緒に川岸で童心に帰って夢中で遊んでました(笑
時計を見たら、上陸してからあっという間に40分もたっていましたね!

早川さん楽しい時間をありがとうございました!
またぜひ屋久島にいらしてくださいね!

 

森と水のエコツアー詳細はこちら
http://www.relaxin-yaku.com/moritomizu.html

 

 

日帰り黒味岳ツアーに行ってきました。

カテゴリー別 ツアー, 黒味岳登山公開日時

9月18日に当店のガイドである佐々木さんと一緒に、
日帰り黒味岳ツアーに行ってきました。
今日は、黒味岳ツアーのルートの様子を簡単にレポートしたいと思います。

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まずは、こちらが今回のツアーの出発地である淀川登山口(標高約1360m)です。
この登山口からのルートがすごいところは、しばらく歩くと世界自然遺産エリアに入ってしまうところです!
登山口から森に入ると、そこは既に巨木の森です。

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樹齢2000年はあると思われヤクスギの巨木です。
スギ以外にも、モミ、ツガといった針葉樹の巨木がこのルートではたくさん見られます。
縄文杉や白谷雲水峡に比べると、人がすごく少ないので、
静かで深い森を、ゆったりとした気分で眺めて歩けるのが本当に贅沢ですね~。

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こちらは、途中にある淀川小屋近くの沢の様子です。
ここの沢は本当に綺麗で、一日ここでのんびりしてもいいぐらい素晴らしい場所です(笑
この日は、天気が曇りだったので少し暗めになってますが、
それでもやっぱりお客さんと一緒に思わず景色に見とれてしまいました。
晴れると水面が鏡のようになって、それもまた綺麗で最高なんですよね~。

ちなみに、ツアー帰りの際に、みんなでここの沢で足をつけてのんびりクールダウンしてました(笑

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巨木の森を抜けると、日本最南端の高層湿原、花之江河(と小花之江河)が目の前に現れます。
ここが、この日は一番印象的な風景が広がってましたね。
曇っていたので、湿原に霧が漂っていて、なんともいえない幻想的な風景になってました。
曇って霧が出ると、森や花之江河の雰囲気がガラっと変わりますね~。
この写真ではちょっと伝わりづらいのが残念です…。

ここからしばらく歩くと、黒味岳へと続く登山ルートへの分岐があります。
そこから黒味岳の頂上を目指します!

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ちなみに、黒味岳は標高1831mの高所にあるので、行く途中には色んな高山植物が咲いてます。
この花は屋久島固有種のヤクシマシオガマです。
他にもイッスンキンカ、ヤクシマアザミ、キッコウハグマ、ワチガイソウなど色んな植物を見ることが出来ました。

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そして、この日の黒味岳頂上からの景色がこちらです!
やっぱり風も強くて雲が多かったので、山側は真っ白でした(笑
ただ、海側の方はたま~に、写真のように雲が切れて、上から海を眺める事ができました!
みんな、海が見えると大興奮!といった感じで楽しかったですね~。
ここでお昼を食べて、頂上でゆっくりしてからこの日は下山しました。

以上が今回のレポートになります。
黒味岳の良さを伝えたかったのですが、一つの記事では全然書ききれないですね(笑
黒味岳は、巨木、森、沢、高山植物、高層湿原、絶景…と色んな要素を楽しめるので、
すごく贅沢なツアーだと思います!しかもそれでいて人も少なくて静かです。

個人的には、日帰りもいいですが、黒味岳をキャンプで行くのがもっとゆったりできて最高ですね~。

黒味岳ゆったりキャンプツアーの詳細はこちら
http://www.relaxin-yaku.com/1paku-kuromi.html

 

 

 

9月に咲いている高山植物 ~後編~ 

カテゴリー別 屋久島の海, 屋久島の花公開日時

前回の記事の続きで、いま咲いている高山植物達を紹介します!

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ツクシゼリ(セリ科) 花期 8~9月

屋久島が分布南限の植物です。
本州では、中国、九州地方の山中、鹿児島県では、霧島山と指原(開門岳、千貫平)に広く分布しています。
屋久島以外では、茎の高さが20㎝以上にもなりますが、屋久島の奥岳の山頂付近では茎の高さが3㎝ほどのものになっています。
白色のごく小さな花がびっしり集まって咲いていますね。
どうやら、屋久島の固有種、または固有変種とする説もあるそうです。

ヤクシマコオトギリ

ヤクシマコオトギリ(オトギリソウ科) 花期 6月~9月

屋久島の固有変種。花之江河から上の、高所の湧水が流れているような場所に多く咲いてます。
6月の末ごろから咲き始め、長い雄しべがよく目立つ花です。
「ナガサキオトギリ」の矮小品に当たるそうです。
イッスンキンカと同じく、小さくて黄色の花が可愛らしいですね~。

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ハナヤマツルリンドウ(リンドウ科) 花期 9~10月

屋久島の固有種。標高1500m以上の山頂付近や登山道に生息しています。
屋久島の高山植物の中では花が大きいな~という印象です。
ツルリンドウの仲間に似ていますが、果実が細く、熟すと裂けるのが特徴です。

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ヤクシマリンドウ(リンドウ科) 花期 7~9月

数ある屋久島の固有種のうちでも、屋久島を代表する植物。
標高1700mを越える高山の、山頂の岩の隙間に根を下ろして生息している。
園芸用の盗掘などにより数が減っており、絶滅危惧種に指定されている。

今回、個人的にどうしても見つけたかった植物だったので、
見つけた時には1人で勝手にテンションが上がってました(笑
晴れた日にしか花は咲かないので、この日はちょっと雲があった関係もあり、花は咲いてなかったですね。
絶滅危惧種に指定されているので、心ない人に見つからず、
このまま咲き続けてくれることを願います…。

以上で今回の高山植物紹介を終わります!
まだまだたくさんの高山植物が咲いているので、
みなさんも奥岳を歩かれる際は、ぜひ探してみて下さいね~。

 

 

9月に咲いている高山植物 ~前編~

カテゴリー別 屋久島の花公開日時

こんにちは。青山です。
夏場から9月ごろにかけて、屋久島の高山植物が花をたくさん咲かせてます!
最近、宮之浦岳まで高山植物を取材しに行ったので、どんな植物が咲いているのか…
一部になりますが紹介したいと思います。

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ヤクシマママコナ(ごまのはぐさ科) 花季 8月~9月

屋久島の固有変種です。小花之江江の手前辺りから、登山道脇にたくさん生えてました。
「ママコナ」というのは、和名で「飯子菜」と書き、若い種子が米粒に似ていることからこの名前がつけられたそうです。
ママコナって変わった名前ですよね~。花も面白い形をしてるように思います!
ちなみに、このママコナの仲間は、他の植物から栄養を取ることも、自分で栄養を取ることもできる半寄生植物です。

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ヤクシマショウマ(ユキノシタ科) 花期 7月~9月

アカショウマの変種で、屋久島の固有変種です。
標高400mぐらいの沢沿いによく咲いている、渓流沿い植物です。
生息する標高帯によって、大きさが大分違います。
湧水が垂れ下がっているような場所では花茎が40㎝、花序が25㎝にもなりますが、
この写真のように奥岳の高所に生息するものは高さが3㎝ほどになります。
花を見てると、なんか線香花火みたいで綺麗ですよね~。

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イッスンキンカ(きく科) 花期 8月~9月

こちらも、屋久島の固有変種です。高所の岩場などに生息しているのがよく目立ってました。
本州にある「アキノキリンソウ」を極端に小さくしたような姿をしています。
イッスン=一寸(約3㎝)で、名前の通り本当に小さくて可愛らしい花です。
せっかくなので、こんな写真をどうぞ…!

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左下に写っているのは、僕の小指です(笑
こうやって見ると、イッスンという名前が付いた理由がよく分かります。
屋久島の奥岳の厳しい環境に適応して、進化した結果こんなに小さくなったんでしょうね~。

奥岳は雄大な景色もいいですが、こういう小さな世界にも目を向けるとさらに楽しめると思います!
道端の花を見つけて楽しむのも、すごく贅沢な時間ですよ~。

もう少し紹介したい花があるので後編に続きます…!

 

 

 

 

トローキの滝に大接近!!

カテゴリー別 リバーカヤック, 屋久島の海, 公開日時

つい先日、代表の青木と一緒にカヌー研修&取材を兼ねてトローキの滝へ行ってきました。
今日はその様子をレポートしたいと思います。

前々から、カヌーでトローキの滝へ行ってみよう!という話をしていたのですが、使用する代表のカヌーは川用のカヌー…。
「海やとひっくりかえるのではないか…」という話を2人でしながら、とりあえず出航です!!

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はじめは、比較的波もなく穏やかな雰囲気。
この日の午前中は天気も良くて気持ちよかったですね~。
海も透明ですごくキレイでした~。屋久島は山もいいですが、川も海も最高ですね♪

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途中でこんな光景にも出会いました。
小さいですが、中央に鳥(アオサギかな?)がいるの分かりますか?
なんか、銅像のようにすくっと立っていてカッコよかったです(笑

このままトローキの滝へ向かって前進します!
実はこのあと今日一番の難所がありました…。
そこは、「ひたすら漕げ!!」って感じで写真を撮る余裕がなかったです…(笑
でも、ひっくり返ることなく無事に乗り越えることができました!
代表のリバーカヤックが、しっかりしてるタイプのもので助かりましたね~。

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難所も越えて、ついに…。
見えてきました!トローキの滝!
ここからやと、鯛之川の赤い橋もばっちり見えてますね~。
もっと近くまで寄ってみます。

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おお~っ!滝の後ろに見える山はモッチョム岳です。
花崗岩の岩肌が出てる感じが、男らしいですよね。
このカヤックコースはモッチョム岳を横に見ながら、トローキの滝を目指します。
こんな視点で滝とモッチョム岳が見れるのは、カヤックだからこそですね!

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そして、さらに接近(笑
水しぶきがめちゃくちゃ気持ちよかったです!
下から眺める『トローキの滝』は大迫力でした!!

トローキの滝は落差が6mぐらいしかありませんが、
このように、海に直接落ちる滝は全国に2ヶ所しかないそうです。
それを考えると、これってめちゃくちゃ珍しい光景ですよね~。

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帰る途中で、休憩のために浜辺に上陸して記念撮影です。
取材&研修ということもほぼ忘れて、この日は思いっきり楽しんでしまいました(笑
この後立ち寄った温泉も最高でしたね~。

代表おつかれさまでした!
今度は安房川や、釣道具も持って別の場所もせめていきましょう!!

 

ついに完成…!高塚小屋!

カテゴリー別 その他, 縄文杉キャンプ公開日時

こんにちは!青山です。
9月2日~3日にかけて、1人縄文杉キャンプ研修へ行ってきました~。
キャンプの自主勉強のために行ってきたのですが、実は今回はもう一つ目的がありまして…。
それが、こちらです…!

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ついに、待ちにまった高塚小屋が完成したんです!!
この高塚小屋の建て替え工事は今年の5月13日から開始され、当初の予定では7月4日に工事終了予定やったんですが…。
6月の悪天候により工事が延期になり8月に食い込む形になってました。
その高塚小屋がつい最近完成し、晴れて8月30日から利用開始!となったんです。
というわけで、「これは泊ってみたい…」という想いもあり、今回行ってきたわけです!

鉄骨造3階建てバルコニー付、収容人数は20人ほどとなっております。

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この高塚小屋ですが、(株)レモンガス社長の赤津様のご寄付により建て替えられることになりました。
本当にありがたいです…。
赤津様、そして工事に関わってくれた皆さま誠にありがとうございます。

それでは、さっそく中の様子をご覧ください!

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入口から入ってすぐの様子です。
右側の階段が2階に続いており、靴は1階で脱いで上へと上がる形になります。
どうやら、小屋の壁の造りとしては防水加工した管を積み上げ、その管と管の間を透明のシリコンチューブで埋めているそうです。
これによって自然光が入りやすくなるということらしいですね。

確かに中は明りが入ってきて明るかったです!
色合いも優しくてすごく落ち着く雰囲気がありましたね~。

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1階の中から撮った写真です。
いま僕のくつが置いてあるスペースに、宿泊する人の荷物や靴はある程度置けるようになってます。

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3階はこんな感じで、バルコニーに出られるドアがあります。
今回はこの小屋に15名ほど泊まったんですが、各階に5~6人程度なら十分な余裕を持って寝れる感じでしたね。
3階はちょっと狭いので、やはり収容人数は20人ぐらいなのかな?といったようすです。

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3階へと上がる階段はこのようになってます。
重たい荷物を持って3階へと登るのはちょっとしんどいかもしれないです…。
人数が少なくて、1階に荷物を置くスペースがあったら、下に荷物を置いてシュラフやマットだけを持って上がったほうがいいかもしれません。

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バルコニーからの景色です。
中々いい感じですね!バルコニーの広さはちょうど人1人分ぐらいです。
この日は、着いた人から順番にとりあえずバルコニーまで上がってました(笑

で、実際に泊ってみた感想ですが、やはり新しいということもあって綺麗で快適です♪
写真はありませんが、トイレも以前と比べるとかなり綺麗になってました!

ただ、気になる点としては…入口のドアがめちゃくちゃ重かったです(笑
みんな、「え?重っ…!どりゃ~!」といった感じで開けてました。
これは使っていくうちにスムーズになっていくんですかね?力のない女性とかはちょっと苦労しそうやな…という印象を受けました。

でも、とにかく新しい小屋の寝心地、雰囲気は個人的に最高でした!
この小屋をこれからも美しく快適に使っていけるように、利用するみんなで気を付けていきましょう。

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ちょっとおまけです。
小屋も印象的やったんですが、この日の高塚小屋に入る光がめちゃくちゃ綺麗やったんです…。
これは夕方の写真なんですが、泊っていた人みんなが「きれい~」って言って思わず見入ってしまってました。

僕のカメラとテクニックでは伝えきれないのが残念です。
まるで”光のシャワー”って感じですごく神秘的な雰囲気でした…。

やっぱり屋久島にいるといいカメラが欲しくなってきますね(笑