屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

屋久島での服装と気温 

はじめて屋久島に行く方たちにとって
一番気になるのが、その季節の服装と気温だと思います。
屋久島でいろんな山に行きたいんだけど、どのような服装で行けばいいのか?
屋久島パーソナルエコツアーに参加された方の写真を実際に見ながら、
これからやってくる、夏(7月~9月)の
屋久島での服装を検討していきたいと思います。

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この写真は去年の6月中旬に撮った写真です。
雨が降ったり、晴天になったりの天候の変化が激しい日でした。
ですので、トレッキングパンツの上にレインウエアーをはいている方が何人かいますよね。

レインウエアーの上を着ると夏の時期は蒸して熱いので、ものすごく汗をかきます。
ずーっと汗などで濡れている状態ですと休憩時にかなり冷えてきますので、着替えのTシャツは持ってきてください。

雨が止んだらすぐに上のレインウエアーを脱げるようにして歩くと楽です。
下のレインウエアーは雨が降っている時に、脱いだり着たりするのがかなり大変ですので、
このように、ずーっと履きっぱなしがいいです。

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7月中旬、雨の時の縄文杉キャンプツアーの様子。
ガイド佐々木が傘をさしていますよね。
縄文杉までのコースは最初にトロッコ道を約8キロ歩き、そのあと
山道を約3キロ登りますが、
雨の時に最初のトロッコ道では傘をさしても大丈夫ですので、
折りたたみの傘は必ず持ってきてください。
また休憩の時や特に昼食の時に傘があるとほっと一息つけます。

標高によって気温が当然変わります。
山登りするときに是非覚えておいて欲しいのが、
標高が100m上がると気温が0.66度下がる。ということ。
0.66度ですと、計算しずらいので、0.7度で計算するといいですね。

縄文杉は標高1300mですので、0.7×1300で、約9度人里より寒いです。
宮之浦岳は標高1936mですので、約2000m×0.7で約14度人里より寒いです。
白谷雲水峡はだいたい標高800mですので、5,6度人里より寒い。
ということです。
夏の屋久島の人里での気温は日中でだいたい30度~35度ぐらいですので、
宮之浦岳頂上では日中の熱い時でだいたい16度から20度ぐらいですね。
夜や朝方は20度ぐらいになりますので、一番寒い朝方で15度ぐらいです。

あと、風が風速1m吹くと体感温度は1度下がります。
(これも必ず覚えておいてほしい)

宮之浦岳など森林限界を超えると、
島という環境なので風速10mぐらいはざらに吹きます。
また、雨や汗で下着が濡れていると、
さらに体温は低下します。

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この写真は4月のすごくいい天気での宮之浦岳縦走の時です。
宮之浦岳縦走キャンプの場合、頂上付近は日影がなく、かなり紫外線も強いので、
夏でもこの写真のような服装になります。長袖のシャツ、帽子、手袋も忘れずに!
あと、ストックもあるといいですね。
特に、下りの時はストックがあったほうが安全です。
膝の負担も少ないように、先にストックをついてから小股で歩くようにしましょう!

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8月下旬の太鼓岩(標高1000m)での服装。
日帰りの登山・トレッキングでよく見かけるのが、このスポーツタイツですが、
日帰りでの登山・トレッキングでしたらこのタイツの上に短パンをはく服装でOKです。
ですが、キャンプの場合、このタイツをはいたまま寝るのは結構きついので、
また着替えるのも大変なので、普通のトレッキングパンツがいいと思います。

 

標高0mから1936mまである急峻な山の島、屋久島。
人里と頂上との気温差が約14度。
標高1000m付近を超えると年間雨量が8000mm以上の雨が降る屋久島。

夏でも着替えのTシャツと長袖のシャツは持っていきましょう!
キャンプで山に泊まる場合は、薄手のダウンジャケットも持っていきましょう!

安全で快適な屋久島登山・トレッキングを楽しんでくださいね!!

 

縄文杉だけが屋久島ではない。

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よく質問されることで、「屋久島に行って縄文杉を見ないで帰ってきたら何のために屋久島に行ってきたの?」
と周りの人に言われてしまうということ。
都会の人が屋久島というと思い起こすのが、島の一番上に縄文杉が一本生えているだけというイメージ。
「世界自然遺産になったのもこの縄文杉があるからでしょ!」という思い込み。

なんでこういった「屋久島=縄文杉」というイメージ、思い込みになってしまったのでしょうか?
やはり、雑誌やテレビなどのメディアの影響なんでしょうか。。。

縄文杉があるから世界自然遺産になったわけではありません。

屋久島が世界自然遺産になった理由は
①亜熱帯から霊温帯までの植生が屋久島の急峻な山に垂直分布しているということ。
②アジアでも最大級ともいわれている照葉樹林(常緑樹の森)が残っているということ
③日本固有で、太古から伝わる天然の杉の森が残っているということ。

この3つが日本で初めて世界自然遺産になった理由なんです。

ですから、縄文杉以外にもたくさんの貴重な植物や森や海や滝や川が残っているんですね。
屋久島独特のきれいな自然がたくさんあるわけです。

縄文杉に行かなくても、十分に屋久島の自然を満喫することができます。

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宮之浦岳縦走キャンプの様子。

 

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アジアでも最大級といわれている照葉樹林。ヤクザル、ヤクシカがたくさん生息しています。

 

また、屋久杉=縄文杉と思っている方も非常に多いですね。
「縄文杉」というのは、屋久島に数多くある屋久杉の中の一本です。

屋久杉というのは樹齢千年以上の屋久島にある杉のことを言いますが、
縄文杉はその屋久杉の中で一番大きい杉になります。

屋久杉は白谷雲水峡や屋久杉ランドなどでも見ることができます。
一番簡単に見れる屋久杉は紀元杉で、車で行けます。

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こちらが樹齢約3千年の屋久杉。

 

まぁ~この縄文杉というネーミングがいいんでしょうね
なんか縄文というと縄文時代から生き続けているイメージが強いですよね。
(実際生きているかもしれない)
確かに、一度は縄文杉を見たい気持ちはよくわかります。

しかし、「縄文杉だけが屋久島ではない!」ということを
わかっていただけたでしょうか。

 

 

屋久島の夏はやはりこの「沢遊び」が最高です!!

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先週から梅雨入りしている屋久島ですが、この2,3日は晴れの日が続いています。
通年、7月10日過ぎぐらいから屋久島では梅雨が明け、気象庁が梅雨明け宣言する前に明けています。
屋久島の夏の気温は人里あたりですと、30から32度ぐらい。どこかの38度みたいな暑さにはなりませんね。
やはり森がありますので、夜になると涼しくなりますね。

 

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で、夏になるととにかく行きたくなるのが、この秘境の沢です。
何川なのかちょっとここでは言えませんが、屋久島の沢は本当にきれいですね!!
深いところですと5mぐらいありますので、このように飛び込むのが最高に気持ちいわけです。

 

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大きな岩の上では立つこともできます。
ただプールではありませんので、奥のほうの川が下流に流れ込むところは大変危険です。
絶対に流れがあるところには行かないでください。
ガイドなしで行くにはやはり危険ですね。

必ず、ガイドの指示に従って楽しく遊びましょう!!

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泳げない方はライフジャケットは必ず装着します。
また、シュノーケルもありますので、水の底を見ることができます。
5mぐらい深いところでも余裕で見れます。
あまりにもきれいな水なので、ちょっとゾクっとしますね笑

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屋久島の夏はやはりこの「沢遊び」が最高に気持ちいです!!
トレッキングで汗をかき、少し疲れたあとは、この秘境の沢でゆっくりするのが、
屋久島の夏のおすすめプランですね!!

ご要望があれば沢のほとりで溶岩プレートを運んで、BBQすることもできますよ!
これもまた最高に贅沢です。笑

あ~早く夏が来ないかな~

詳しくは当店の「沢遊びツアー」をご覧くださいね。