屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

カリンバワークショップとリトリートツアー

7月14~16日、屋久島平内地区にあるユースホステル、「サウスヴィレッジ」で

民族楽器「カリンバ」を作るワークショップ、リトリートツアー、ライブを開催しました。

 

講師は、BUNさんという、パーソナルエコツアー代表青木高志さんの長年の友人で

東京在住の民族楽器奏者であり、カリンバ創作者です。

カリンバというのは、こんな楽器。

<師匠BUNさん作>

 

屋久島の森の中でオルゴールのような素朴でかわいい音色を奏でたいね。

という会話をしたのがこのイベントを計画するきっかけでした。

 

自分で作る!といっても、きちんとした音色が出るものじゃないと、楽しくないよね。ということで、上面の板に自由に絵を描くというのが今回のワークショップ。

 

7月14日(土)

はじめにBUNさんが、このような

サラの土台を作っていてくれて、それに

自分たちで好きな模様をカーボンでコピーして

焼き鏝(コテ)で焦がしながら描いていきます。

ゆっくりゆっくり、失敗はできないので慎重に。

これは↑友人の、

こちら↑は、私の柄です。

東京、下町、町工場の職人さんが丹念に作ってくれたピアノ線を磨いて、

1本1本丁寧にBUNさんが調律。

ビブラートがうまく出る位置に穴をあけて(側面の材料はココナッツです)

完成!(約5時間かかりました~)

それぞれに個性的な図柄が出来上がりました。

弾き方のレッスンもしてくれます。とても簡単で、素敵な感じで弾けます。

みんなの楽器のキー(音階)が合っているので合奏が心地よいです。

 

 

そして翌日15日、それぞれに思いの詰まった自分のカリンバを手に屋久島の森のへ。

 

途中の岩で奉納演奏 とても神聖な気持ちになりました。山の神様にご挨拶をしているような。。。

 

淀川に着いて静かな川のせせらぎと鳥の声とカリンバと。

一期一会のコラボレーション演奏。

 

ずっと奏でていると自分の体内にある水分が震えて自身と自然と音魂が一体化するような、音符たちが私の周りを飛び回るような、不思議な感覚になりました。

軽くてコンパクトなので、ちょっとしたお出かけにもいつでも連れていきたくなります。

 

ヒメシャラのお花でおめかし*^^*

 

ちなみに、私の図柄は、自宅ベランダから見える景色(波と蝶々と雫)と、子どもたち(男の子と女の子で太極図)を表してみました。 愛着わくなぁ(笑)

 

最終日16日は講師BUNさんと、高志さん、そのフレンズでライブ!

 

しっとり聞く曲、

 

 

最後はノリノリで踊りながらきく、とても楽しい夜宴となりました。

 

 

当店に3台限定でレンタル用カリンバがあります。

エコツアーの途中、森で奏でてみたいな。と思った方は

お問い合わせください。

 

またこのようなイベントを企画する予定です。ご興味のある方はぜひ当店の

ウェブサイトをチェックしていてくださいね!^^!

 

文末ですが、このイベントにご参加くださった皆さん、

場所を快く提供してくださったサウスヴィレッジのオーナーさん、

そしてはるばる、東京から屋久島にWSを開催するために来てくださった

BUNさん、ありがとうございました。

<亜紀子>

 

 

雨でも楽しめる!白谷雲水峡トレッキングツアー

カテゴリー別 太鼓岩, 植物, , 白谷雲水峡公開日時

こんにちは!ガイドのyamaです。

今回は石津さんご夫婦と白谷雲水峡トレッキングツアー(太鼓岩コース)に行ってきました 。

天気はあいにく雨だったのですが、雨でもコケの美しさと森の空気を楽しめるのが白谷雲水峡のいいところです♪

 

それでは行ってみましょう!

出発ポイントです。雨は降っていますが流れている水がとても綺麗なのが分かりますね!

屋久島は花崗岩が隆起してできた島なので土がとても少なく、雨の日でも水がきれいなことが特徴です。上流側に上がっていきましょう!

 

 

緑が美しい楠川歩道を歩きます。楠川歩道は江戸時代に伐採した屋久杉を運ぶために整備された道です。石畳や木で整備されており木材はたまに取り替えたりしますが石は当時のままです。 マイナスイオンたっぷりの空気を吸って上を目指しましょう♪

 

 

途中で沢を渡ったりします。ここの沢はコケ密度も高く奥行きもあり、良い写真スポットになってますね、お二人もバッチリ決まっています!

沢を渡る際もガイドがしっかりエスコートしますので日ごろ運動をしていない方でも安心です♪

 

途中、倒木の上に新しい命(ユズリハ)が芽生えているのを発見しました。

倒木すると日光を遮っていた葉っぱ達がなくなるので、日光がよく当たるスポットができ、新しい命が芽吹きやすくなります。

森は命を繋ぎ続けているのですね。

 

 

くぐり杉です!大きいですね!

元々、空間の部分には大きな岩があり、道を作るためにそれをどかしたため今の形があります。大人でも余裕で通れるぐらいの大きなくぐり杉です!

目的地へはここをくぐって向います♪

 

途中にある「かみなりおんじ」です。

おんじとは、鹿児島弁でおじさんのことです。

つまりこの木は「かみなりおじさん」という愛称で親しまれている杉で、雷に打たれて一瞬燃えてしまった木なのです!

屋久島は湿度が多いのでそのまま全焼するということはなかったのですが、内部の腐って乾燥した燃えやすい部分は見事に燃えています。

燃えた時に炭化した部分が確認できますので、ぜひ見てみてください♪

(内部の炭化している部分を観察するお二人^^)

 

 

スギコケを発見しました!

水を抱えてとても美しいですね。

コケは根から水分を補給することができず、体の表面からしか水分を補給できません。

なので水をたくさん抱えることができるような形になっているのです。

雨の日でもこのような美しい自然観賞ができるのも、屋久島のトレッキングツアーの良い所ですね♪

水の流れやタイミングで、いろいろな表情を見せてくれますね♪

 

 

苔むす森まで来ました!

コケ密度がすごいですね!

ここの緑はとても深く空気も清涼で、気持ちがいいです。

色々なインスピレーションが湧きそうな場所ですね 。

 

 

太鼓岩に来ました。

なんと、雲の中にいます!

いつもなら見渡す限りの渓谷なのですがこの日は雲が山肌を迫り上がって来て、一面真っ白なホワイトアウト状態でした!

「雲の中を歩いてるみたい♪」と、マイナスイオンを吸いまくる僕たち3人でした笑

 

 

晴れの日もいいのですが、天候が悪くても貴重な体験ができる白谷雲水峡ツアーは、いちガイドとしてもとてもオススメです。写真では伝えきれない森の色と空気をぜひ堪能しに来てください♪

 

白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングツアーの詳細はこちら

 

 

大満喫!1泊2日で 縄文杉キャンプツアー

 

今回、屋久島パーソナルエコツアーの縄文杉ひとりじめキャンプツアーにご参加していただいた、Aご夫妻とKご家族です。 
当店のガイド山本が縄文杉1泊2日のキャンプツアーでご案内いたします。
日帰りで行く縄文杉ツアーですと、
往復22キロ、所要時間約10時間をひたすら歩くトレッキングツアーになりますが、
1泊キャンプにすることで、かなり時間的にも余裕ができますので、
途中の沢で休憩したり、植物などをじっくり観察したり、写真を撮ったりできるのが
縄文杉トレッキングキャンプツアーの大きなメリットになります。
もちろん、わからないことは何でも屋久島ガイドに聞いてくださいね!

 

荒川登山口で朝食のお弁当を食べて、トイレ、準備体操などを済ませて、
AM7時過ぎに出発!
このザックの中には、シュラフ、マット、レインウエア、ヘッドライト、着替え、お菓子、お弁当などが入っています。
だいたい7キロぐらいの重さになります。
腰と肩のベルトがしっかりしているザックがおすすめですね。

詳しくはこちらを参照
屋久島キャンプ登山で必要な装備

また、屋久島パーソナルエコツアーでは登山用品のレンタルができます。
「登山用品を揃えるとかなりな値段になるな!」という方はレンタルがおすすめです。

レンタルをご希望する方はこちらを参照
登山用品レンタル

 

ガイド山本

「屋久島は1400万年前に花崗岩マグマが隆起した島で、
今現在もじつは隆起中なんですよ!」

「え~そうなんですか!」

 

ガイド山本

「屋久杉の切り株ですね! 岩にへばりついた感じがすごいですよね~
このように岩にへばりついた感じで生育しているため、栄養素が乏しく、
非常に生育が遅く、年輪が細かいのが屋久杉の特徴なんですね」

「ほお~なるほど~!」

 

小杉谷
かつてここには屋久杉を伐採するためにできた集落がありました。
大正時代から昭和43年まで屋久杉を伐採していた場所です。
全盛期には540人の方たちがここで生活をしていました。
小中学校の跡地を見ながら当時を偲びます。

樹齢千年以上の屋久杉の切り株です。
昭和35年ぐらいからチェーンソーが導入され、
このぐらいの屋久杉がどんどん伐採されました。
その影響で森全体が丸裸にされ、皆伐状態になった小杉谷。
そして、50年の時が過ぎ、コケに覆われた森のトロッコ道を歩いていきます。

 

小杉谷から約30分歩いたところにバイオトイレが3か所あります。
ここがトロッコ道の半分ぐらいで約4キロ歩いたところです。
用を足した後は、おがくずを回すボタンがあるので、必ず押してください!
3か月に一度中身を取り換えるようです。
バイオトイレすごい!

さあ~残りのトロッコ道4キロ、頑張って歩きましょう!
最近は線路の真ん中に板がひかれていて歩きやすくなりました!

 

トロッコ道のわきに咲いていたツクシショウジョウバカマです。
近づいてよーく見ると、ダブルに咲いていて綺麗でした。

 

 

約8キロのトロッコ道が終わり、残り約3キロが山道になります。
根っこがこのように露出した登山道になりますので、
特に下りの時は根っこを注意して歩いてください。
トレッキング用の杖があると下りの時だいぶ違います!

 

大株歩道を歩き始めて約30分ぐらいのところにウイルソン株があります。
この切り株、みんなをハートで包んでくれるんですよ!笑
みんないい笑顔ですね!
All we need is love!

ウイルソン株の中には、木魂神社が祭られています。
以前は入り口に鳥居がありまして、すごく神聖な空間だったのですが、
このハートが一躍有名になった切り株ですね。
ハートだけじゃなく、木魂神社に手を合わせて安全祈願をしましょう。

 

昼が過ぎると日帰りで縄文杉に行ってきた人たちが下山してくるので、
お昼のお弁当をゆっくり食べての出発です。
14時を過ぎるとほとんど人がいなくなり、
静かな森を堪能しながらゆっくり登っていきます。

 

 

14時30分頃、
推定樹齢約3千年の大王杉に到着。
大きいですよね!
ここから約1時間ほどで縄文杉に到着します。
(途中でもう一回休みます笑)

 

足元!根っこ注意です!!下りは特に注意が必要です。

 

屋久杉の巨木が林立する森の中。
コマドリやヤマガラ、ミソサザエがよく鳴いています。
沢の音を聞きながら、自然音が心地いですね。

15時30分ごろ、
縄文杉に無事到着です!
誰もいない縄文杉をゆっくり堪能してください。

 

2017年に新しく出来上がった縄文杉の右側デッキから。
この角度からの縄文杉は、また太さがよくわかりますね!

この新しくできた縄文杉デッキについて
詳しくはこちら
展望台デッキだから見える縄文杉3つの表情

 

 

 

16時30分ごろ 高塚小屋に到着。
17人ぐらいが泊れる避難小屋で、常時管理人がいるわけではありません。
電気、水道ありません。
トイレはこの小屋の裏にあります。
水場もないので、縄文杉の下に水場がありますので、
そこまで水を汲みにいかなければならないです。

17人しか泊まれない小屋ですので、満員で泊まれないこともよくあります。
1泊2日での縄文杉キャンプの場合は必ずテントを持参していきます。

 

月が上がってきた!今日は雨は降らないかな。
月が明るいですね~
さあ~これから夕食の準備!
屋久島パーソナルエコツアーガイドがおいしい夕飯を作りますよ!
お米は山の水で炊きます!

 

屋久島特産のサバ節。
サラダで食べてもおいしいし、
鍋に入れても出汁がでてめちゃウマです。

野菜をたっぷり入れた鍋です。中身は内緒です。
めちゃウマでしたね笑
温まるとほっとします。
「それではみなさん、よく頑張りました! カンパーイ!」
至福のひと時です。

その後、20時過ぎには就寝。
お休みなさーい!
ZZZZ

 

そして翌朝。

神聖な空気の中、見事に晴れ渡り,朝日を浴びる縄文杉。
おもわず合掌。
今日も一日、いい日でありますように。

 

早朝は夏でも冷えますので、長袖、フリースは持っていきましょう。
縄文杉は標高1300m付近に生息してますので、人里とは8度ぐらい気温差があります。

 

7時30分、
朝の縄文杉をじっくり堪能したあと、デッキの上で準備体操をして下山開始。
朝の森の冷たい新鮮な空気をゆっくり深呼吸! おいしいですね~
さあ、みんな元気に下山しましょう!

また、根っこ注意です!
必ず登山用の杖を突いて、バランスよく歩きましょう!
同じ来た道を下りますが、途中から分かれる自然観察路を通っての下山になります。

 

名も無き屋久杉の巨木の下でしばしの休憩タイム。
Kさんが持ってきたフルートで森の中コンサートになりました!
フルートの音色が静寂した森の中に響き渡り、小鳥たちもすごく反応して、
気持ちよかったです。
贅沢な時間を体験できました。
Kさん、ありがとうございました!

 

自然観察登山道にある名も無き屋久杉の巨木。
この屋久杉は目の前まで行けて触ることもできるので、
大迫力ですね!

 

結構ワイルドな登山道をゆっくり歩いていきます。

 

トロッコ道の途中にある沢でお昼ご飯。
ガイドがサバ節うどんを作ります。
この沢で1時間ぐらいゆっくり休憩。
お昼寝タイムが贅沢ですよね~
命の洗濯タイム。

沢での休憩、気持ち良かったですね~  さあ~あと残り4キロです。
荒川登山口発のバスの始発が15時になりますので、
それに合わせて植物など観察しながらゆっくり歩いていきます。

14時30分 荒川登山口に無事到着!
お疲れ様でした~!
天候にも恵まれ、大満喫な縄文杉トレッキングキャンプツアーになりましたね!
Aさん、Kさん、ありがとうございました。

屋久島縄文杉ひとりじめキャンプツアーの詳細はこちら

 

 

縄文杉ひとりじめキャンプツアーにご参加された方々の声