屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

野生のヤクザルとヤクシカに逢える! ガジュマルの森トレッキングツアー

 

ここもまた屋久島なのか!と思わせる、亜熱帯ジャングルの森をトレッキングします。
海岸に近い地域ではガジュマルやアコウの巨木が見られる亜熱帯的な照葉樹林で、
野生のヤクザルやヤクシカが屋久島の中でも一番多く生息している森です。
屋久島の中でも唯一海岸線沿いから頂上まで世界自然遺産になっている森になります。

 

 

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この森の奥深くに厳かに生息しているのがこのガジュマルの巨木です。
だらーんと垂れている気根(空気中で水分を得ている根っこ)が土に到達して
地中から水分と養分を得れるようになると、幹になっていきます。
そして、その気根が他の木にもからみつき維管束まで断ち切って、しめ殺してしまうこともあります。
ですので、ガジュマルの幹を切ってみると、たいていは他の木が入っていることが多いのです。。
樹齢は年輪がありませんので、わかりません。
このガジュマルは千年ぐらいいっているのかもしれませんね。

 

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森の中を歩いていると、よく見かけるのがこの野生のヤクシカ。
かわいいですね!メスの鹿です。
日本に生息している鹿の中では一番小さい種類になります。
このぐらいでもう大人なんです。
耳をピーンと上げている時は警戒している時です。

 

オスのヤクシカとご対面! オスはやはり大きいですね!
しばらくずーっと見つめあっていました。
なんか森の主にお会いした感じでした。
本州の鹿と比べると、体が小さく、足が短いです。
そして、オスの角は通常4本に分かれるますが、ヤクシカは3本以下が普通です。

 

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亜熱帯のジャングルコースは登山道になっているわけではないので、
屋久島を知り尽くしたガイドと一緒にトレッキングをしないといいポイントには行けません。
途中のきれいな沢で昼食タイムです。
夏はもちろん泳いでもOKです!

 

初夏になると餌が豊富にあるので、ヤクザルの赤ちゃんが多く生まれます。
かわいいですね!
ホンドサルと比べると、小型で手足が黒く、体毛は長めで少し灰色っぽい感じ。
子ザルの毛はさらに黒っぽい毛色です。

遺伝子の研究によるとヤクシマザルがホンドザルと分かれたのは、今から17万8千年前のリス氷河期と考えられています。
ホンドサルとはかなり遺伝子の違いがある事がわかっています。
二ホンザルは基本的に母系の群れで、メスは一生同じ群れで暮らしますが、
オスは数年ごとにいくつかの群れを渡り歩きます。
いつどこにおいしい食べ物があるかを知っているのは、生まれた時から住んでいるメスで
群れの行動をリードしているのは、オスのボスザルでがなく、むしろベテランのメスなんですね。

 

ガジュマルに着生しているオオタニワタリ。
葉を大きく広げているのは樹上から落ちてくる葉を自分のところでたくさん受け取り、
腐葉土に変えている為。
ですので、岩の上とか大きなガジュマルの上でも十分に着生して生きて行けるんですね!
野生植物の不思議を屋久島を知り尽くした当店のガイドが詳しく解説いたします。

 

花崗岩の巨石。
屋久島は花崗岩の隆起によってできた島です。
今から約6600万年前~6300万年前、今の屋久島のあたりはアジア大陸の沿岸の海底であったようで、大陸から流れこんできた土砂が堆積してできた堆積層(黒っぽい岩)が、
今の屋久島の北西部を除く海岸部で見られます。
そして、およそ1400万年前に花崗岩が上昇し堆積層を押し上げ誕生したのが今の屋久島なんです。

 

花崗岩の巨石の上に上ると、照葉樹林と大海原の絶景が待っています。
ここが亜熱帯ジャングルのトレッキングツアーのハイライトですね!

 

西の海には口永良部島がよく見えます。
たまにイルカの群れが泳いでいるのを見かけることもあります。
日本の亜熱帯の植生の北限になる屋久島。
真冬でも海水温度が20度ぐらいある黒潮の暖かい海流が屋久島にぶち当たるため、
屋久島は暖かいんですね!

 

屋久島というと屋久杉の巨木とか、苔の深い森などをイメージする方が多いかと思いますが
この屋久島の西部にある亜熱帯のジャングルのような森もまた屋久島なんです!

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島周遊・ガジュマルの森エコツアー

 

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