屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

苔むす森を満喫! 白谷雲水峡トレッキングツアー

苔むす森を満喫できる、
当店一押しの白谷雲水峡スペシャルツアーに参加のHさんとTさんです。
早朝7時ぐらいから約8キロのトレッキングコースをゆっくり歩いていきます。

約40分ぐらい歩いたところにある苔むす沢で朝食です。
早朝の森の中は人が少なく、とても気持ちいいですね!
川のせせらぎを聞きながらの朝食は格別です。

さて、朝食もゆっくり食べて、トレッキング開始! 頑張って歩きましょう!

白谷雲水峡のトレッキングコースにはたくさんの沢があり、すべて飲める水なんです。
ペットボトル1つあればOK!
屋久島のおいしい水を飲んでください。

 

苔にみっちり覆われた屋久杉。
コケコケワールドですね。

 

白谷雲水峡には5つの沢があり、石の上をバランスよく渡っていきます。

ちょっと強い雨が降るとすぐに増水しますので、無理をして渡らないようにしましょう。

 

この沢でしばしの休憩。「涼しい~~」

この白谷スペシャルツアーは時間的に余裕がありますので、
ゆっくり休憩が取れるのがいいですね!

 

このように根っこがかなり露出したトレッキングコースになりますので、
足元は十分に気を付けて歩きましょう!

 

ヒロハヒノキゴケ。
屋久島を代表するコケの一つです。
日本国内に約1600種あるとされている苔ですが、屋久島だけで苔の種類が約600種。
とてもすべて分類できませんが、屋久島の苔に興味がある方はこちらをご覧ください。

屋久島の苔

 

スギゴケ、ヒノキゴケ、ムクムクゴケ、フォーリースギバゴケ、ケチョウチンゴケ
ウツクシハネゴケ、ホウオウゴケ、ミズゴケ。。。たくさんの苔を撮影して歩きましたね

 

この辺からさらに苔が深くなるエリアで、じっくり白谷の苔を満喫!

 

苔むす沢のハイライトがここです。
白谷雲水峡の神髄ともいえる場所です。
ここでしばしの休憩。
コーヒーでも淹れましょうか!

原生林コースの最後にある二代くぐり杉。
江戸時代の人が切った切り株です。
当時、このような大きな屋久杉を人里まで運ぶ手段がなかったので、
森の中で80cmぐらいの平木に製材して、背負子で運んでいたんです。
ですので、平木に製材しやすいまっすぐな杉が切られ、
ねじれていたり、こぶが多い屋久杉が現在残っているんですね。

 

切り株の中から、切り株更新している2代目の杉が見れます。
このように次の世代へ再生されていくのが自然の凄さですね。

 

推定樹齢約二千年の七本杉。
この杉はまっすぐな杉ではなかったので、平木にされず 
残っている屋久杉の一つです。
上部がいったん折れ、七本の枝が伸びていることから
七本杉と名ずけられています。
いや~大きい杉ですね~!

 

苔むす森に到着。
以前は「もののけ姫の森」と言われていた場所。
いろいろあって、今は「苔むす森」と言われています。
奥行が深く、苔が本当に綺麗な場所です。

 

屋久杉の切り株の中。

 

そして、最終目的地である太鼓岩に到着です。
よく頑張りました!
雲が多く、頂上付近は見ることができませんでしたが、
下のほうが少し見れて幻想的な世界を堪能できまたしたね!

 

白谷雲水峡トレッキングツアーの詳細はこちら

 

2018年 屋久島パーソナルエコツアーに参加されたお客様の声

 

 

贅沢な森の時間を満喫! 淀川トレッキングツアー

 

屋久島といえば縄文杉!というイメージが強いですが、
縄文杉があるから屋久島は世界自然遺産になったわけではありません。

屋久島が世界自然遺産になった理由は主に、

①急峻な山々が連なる島に、亜熱帯から冷温帯の植生が垂直分布している事
②日本固有の天然の杉の森が生息している事
③アジアでも最大級レベルの照葉樹林が残っている事

この3つが世界自然遺産に屋久島が選ばれた理由になります。

そして今回、屋久島ガイドがおすすめするトレッキングコースが
この世界自然遺産地域をゆっくり歩く
「贅沢な森の時間を満喫!淀川トレッキングツアー」になります。

 

 

標高1300m付近にある淀川登山口。
ここから歩き始めます。
登山口から淀川まで約1.5キロ、通常1時間ぐらいのコースタイムになりますが、
当店がおすすめする淀川原生林トレッキングでは約2時間かけてのトレッキングになります。
屋久島の独特な自然をじっくり観察しながらのトレッキングです。

歩き始めてすぐにこのような屋久杉の巨木に出会えます。
樹齢2千年以上はありそうな屋久杉の巨木。
大きいですね~!!

ちなみに、この淀川トレッキングコースにある屋久杉には
名前がついていません。

 

モミ・ツガ・ヤクスギなどの巨木が生息する針葉樹の原始林。
太古から残る日本の森です。
屋久島の山間部では花崗岩の土壌で栄養素が少なく、また多量な雨が降り、日照時間が短い環境で生息しています。
ですので、このように樹木の上にもいろんな種類の苔がたくさん生息していけるんですね。

ツガの巨木に着生しているいろんな植物。

樹木の上で生息している苔たちがスポンジのようになっていて
樹の上でも十分に水分を得ることができるんですね。
このように、樹の上の水分で生きている植物のことを
着生植物と言いますが、
この着生植物が非常に多いというのが、
雨の多い屋久島の森の最大の特徴と言えます。

 

屋久島で「苔」というと白谷雲水峡が有名ですが、苔の種類が多いのはこちらの
淀川原生林コースになります。

ミズゴケ、ムクムクゴケ、タカサゴサガリゴケ、ヒノキゴケ、ケチョウチンゴケ・・・・
いろいろ見分けられると楽しいですね
詳しくはこちらをどうぞ!
「屋久島の苔」

時間には十分余裕があるコースですので、
じっくり植物観察や写真撮影をするのも贅沢なひと時です。

そして、淀川に到着。
ここでお昼のお弁当を食べましょう!
ほとんどの登山者は、早朝5時30分ぐらいに歩き始め
宮之浦岳や黒味岳を目指しますが、
淀川原生林トレッキングのコースタイムですと
ほとんど誰もいない静かな淀川を満喫できます。

 

鏡のような清流にうっとり。

 

この清流のせせらぎを聞きながら、お弁当&コーヒータイム!

贅沢な時間ですね。

 

 

トレッキングコースの距離は往復で約4キロぐらいになりますが、
登山道はこのように根っこが露出していてあまり整備されている道ではありませんので、
登山靴は足首まであるしっかりした登山靴を履きましょう!

 

 

 

ツアー内容の詳細はこちら
「淀川原生林トレッキング」

 

屋久島ガイドおすすめ、屋久島満喫5つのプラン

 

 

屋久島日帰り登山・トレッキングで必要な装備 

日帰り登山・トレッキングで必要な装備

屋久島で日帰り登山・トレッキングをする時に最低必要な装備は、
①登山靴

②レインウエア

③ザック20L+ザックカバー
の3点になります。

その他に持っていきたい装備・持ち物が
④タオル
⑤フリースか薄手のダウンセーター(冬季の寒いシーズン)
⑥手袋
⑦帽子
⑧ペットボトル
⑨ストック
⑩折りたたみの傘
⑪おやつ
⑫救急用品
⑬カメラ
などです。

まずは日帰り登山・トレッキングで最低必要な装備3点の紹介です。
屋久島を登山するにあたって一番考えなければならないことが、
とにかく雨対策です
屋久島の山間部では年間雨量が8000ミリから1万ミリの雨が降ります。
毎日雨が降っているわけではありませんが、
降るときはスコールのようなものすごい雨にもなりますので、
雨対策はしっかりしておきましょう!

①足首まで入る登山靴。

特に疲れがたまってきている下山時に根っこなどでひっかかり、
足首を「ぐねっ」とひねりやすいです。
足首まである登山靴ですとひねりにくいのでおすすめです。
また、大雨になってしまった時、足首まである靴の方が
雨が入りにくいです。
スパッツを足に付けるのも雨の時はかなり有効です。

おすすめの登山靴は
SIRIO(シリオ) やCaravan(キャラバン)あたりが
履き心地がよくゴアテックスを使用している登山靴が特におすすめです。
屋久島パーソナルエコツアーでも登山靴レンタルで採用しています。

普段そんなにハードな登山をしない方は
だいたい12000円~16000円ぐらいの価格帯の登山靴で十分かと思います。

宮之浦岳縦走キャンプ登山など本格的は登山をされる方は、
ヌバックレザーの登山靴がやはり頑丈でおすすめです。
ヌバックレザーとは、
牛革をサンドペーパーで起毛させ、WAXやオイルがしみ込みやすいよう 仕上げたレザーがヌバックレザーです。繊細でしっとりとした肌触りが特徴です。
ワックスを塗るのが慣れてくると自分の登山靴に愛着がわき、
手入れをすることで10年は履けます。
またソール交換も可能なので、
登山靴も自分の足に馴染み靴ズレなどもなく快適に歩くことができます。

おすすめの登山靴屋さんが
バックカントリー穂高登山靴の店
ちなみに青木もこの店でLOWAチベット(44000円)を購入しました。
先日3年履いたソールを交換しまして(15000円で交換してくれる)グリップが新しくなり
快適に屋久島登山ガイドをしています。
ワックス3回塗り加工も年に3回ほどしてますので、
いい感じに黒く光沢がでてきて、愛着が湧きます。
10年履ければ安い買い物ですね!

登山・トレッキングはとにかく歩くことが基本ですから、
まずは登山靴は足首まであるしっかりしたものを選びましょう!
 

②レインウエア

次に必ず持っていかなければならない装備品が
レインウエアです。
100円~500円ぐらいのビニール製のレインウエアを持ってきている方が
たまにいますが、ほとんどの場合登山の途中で破れています。
屋久島の山は天気予報で晴れと言っているのに雨が降ることがあります。
スコールのような大粒の雨になることもありますので、
上下が分かれているしっかりとした素材のフード付きのレインウエアを持っていきましょう!
やはりゴアテックス素材(防水性と透湿性を両立させている。 水蒸気は通すが雨は通さないという相反する素材)のレインウエアがおすすめです。
 
新素材ゴアテックスC-KNIT採用のレインウェアが登場!
3層構造のゴアテックスより10%軽量化させ、
透湿性も15%向上という新素材のようです。

透湿性とは、体を防水素材で覆うと、汗で濡れ・ムレも生じてしまいますが、
透湿性生地を使用したレインウェアは、雨の内側への侵入を防ぎつつ、体から出る汗や水蒸気を外に逃がす機能のことをいいます。

おすすめのレインウエアは
モンベルのストームクルーザージャケット 18400円
とパンツ11400

ノーフェイスのレインテック上下で27000円

ゴアテックス素材のレインウエアはちょっと高いですが、
屋久島の雨の事を考えるとやはりしっかりしたレインウエアがおすすめです。
 

③ザック

日帰り用のザック20Lから30L

日帰り用ザックの場合このぐらいの大きさのザックで十分です。
持っていくものが、お弁当、タオル、フリース(夏以外で寒い日は休憩の時にあるといい)
レインウエア、ペットボトル(山でも水が汲めます)、折りたたみの傘、帽子、カメラ、お菓子などです。
日帰り用のザックは小さいですが、
腰のベルトがあるタイプのザックが安定していておすすめです。
屋久島の日帰り登山のコースではだいたい6時間ぐらいは歩きますので
腰ベルトがないと肩に負担がかかり疲れやすくなります。

おすすめのザックが
カリマー、ドイターです。
他にもたくさんいいザックはありますので、
できましたら一度自分で担いで確認するといいですね。
日帰り用ザック

雨対策としましては、
1、ザックカバーを必ず付ける
2、ザックの中にも大きなビニール袋を入れる。
3、絶対濡らしたくない衣類やカメラやスマホなどはジップロックに入れる
4、大雨が降るとザックの底にも水が溜まりますので、絶対濡らしたくない物はザックの上部に置く。
6、傘をさして歩けるところは傘を使う。

日帰り登山・トレッキングで絶対必要な装備3点セットの紹介と雨対策でした。
当店のエコツアーに参加される方限定で、
日帰り登山用品のレンタルもしておりますので、
ご希望の方はサイズと数をご連絡ください。

快適で安全な屋久島登山・トレッキングができますよう
装備はしっかりしたいものですね!