屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

縄文杉プライベートキャンプツアーのご紹介

 

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9月20,21日に縄文杉ひとりじめキャンプツアーにご参加の早川ご夫妻です。
まだ新婚ほやほやのカップルでとてもきれいな奥さんと、凛々しく頼もしい旦那さんとのプライベートツアーに行ってきました!

この荒川登山口までは、屋久杉自然館から出ているシャトルバスに乗って行きます。
早朝4時30分~6時まで30分ごとにシャトルバスが出ていまして、日帰りで縄文杉を行って帰ってくる方たちはなるべく早くいきます。

私たちは縄文杉の近くにある高塚小屋に泊まりますので、最終便の6時のバスに乗って行きます。
6時30分ごろ荒川登山口に到着し、朝食→トイレ→準備体操をして、だいたい7時過ぎぐらいに出発になります。
日帰りで縄文杉に行く方はいなくなり、ゆっくりのスタートです。

 

 

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標高600mの荒川登山口を出発してトロッコ道を約8キロ歩き、大株歩道入口が標高900mになります。
縄文杉は標高1300m付近で生息しています。  トロッコ道が終わり、いよいよ山道を3キロ登りになります。
この写真のように花崗岩の上に根っこが露出した道になっていますので、特に下りの時は足元注意です。
雨が降っていると、根っこが滑りやすくなりますので、ストックは持っていた方が安全です。

 

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次の日の早朝、誰もいない縄文杉の前で二人だけの時間を過ごす。  贅沢なゆったりとした時間が流れる。
樹齢数千年という縄文時代から繋がっている時の流れ。

この瞬間に近い僕らの人生で、この聖老人に会えて本当にありがとう。

 
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そして、早川ご夫妻に出会えて本当にありがとう! 二人の笑顔を見ているだけで、こちらもピースな気持ちになります。
今朝の縄文杉は何か大切なことを思い出させてくれた時間でした。

Love&Peace !!
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2日目、10時時過ぎトロッコ道まで下山し、トロッコ道を半分歩いたところの沢で昼食タイム!
この日は、昔ながらのラーメンシリーズの醤油ラーメンです!
メンマとチャーシュと、ネギを入れてとてもおいしかったですね~!!

また、足を沢で冷やして気持ちよかったですね~ 疲れも取れます!

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PM2時30分  無事荒川登山口に下山。   お疲れ様でした。

またお会いできる日を楽しみにしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本土にある杉と屋久杉の違いとは?

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屋久島の中にある杉のことを屋久杉と呼んでいいんですが、屋久島では特に樹齢が千年を超す杉のことを、「屋久杉」といいます。
千年以下の杉のことを「小杉」、人が植えた杉を「地杉」といいます。 この写真の杉は、白谷雲水峡の山小屋の近くにある屋久杉で、
「七本杉」といいます。
推定樹齢はおよそ2千年の杉です。 胸高周囲が8.3mある堂々とした屋久杉です。 上部の枝が一度折れて、そこからまた枝分かれした杉です。 ほかの杉が枝の上で発芽して着生しているのかな~と思っていましたが、この七本杉の上部の7本の枝葉のDNA鑑定をしたところ、全部一緒のDNAだったので、一本の木というのが現在確認されている屋久杉です。  胸高周囲というのは、斜面に立っている杉の場合、必ず山側から垂直に1.3mのところで平均して測っていまして、だいたい人間の胸ぐらいの位置なので、胸高周囲という言う方をします。

それでは、屋久杉と本土にある杉とでは、いったい何が違うんでしょうか?
実は、同じ杉科、杉属という同じ種類の木なんです。
ただ、屋久杉と本土にある杉との徹底的に違う点は、屋久杉に含まれている樹脂分が普通の杉と比べて6倍以上含まれているということなのです。 屋久島の山間部では、年間雨量が8000ミリ以上という桁違いな雨が降りますが、その多量な雨が降る環境で杉自体が腐らないように、自らを守るために、その雨の多い環境に自ら適応するために、樹脂が非常に多い杉になっているのです。
そして樹脂が多く腐りづらい杉なので、屋久杉というのは長生きなんですね。

通常、杉科の仲間というと500年ぐらいが寿命と言われていますが、屋久島の環境で育つと2000年とか、たまに3000年なんていう桁違いに長生きな屋久杉もあります。

太古の昔から存在している屋久杉の原始林。
いつまでも存続していてほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋久島は花崗岩の巨石の島

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通称、豆腐岩と名付けられている花崗岩の巨石です。正式名は高盤岳(1711m)の頂上です。
屋久島は今からおよそ1400万年前に花崗岩マグマが海底プレートを押し上げて隆起した島で、屋久島の山間部はすべて花崗岩の巨石の島でできています。

6600万~6300万年前の九州南東部は、アジア大陸の沿岸の海底でした。
大陸から流れ込んできた土砂は、現在の種子島・屋久島・喜界島付近に堆積して
熊毛層群と呼ばれる堆積層を形成しました。
熊毛層群は、現在では屋久島の北西部を除く海岸部でよく見ることができます。
(黒っぽい岩)
そして、約1400万年前に花崗岩が隆起し熊毛層群を押し上げ、現在の屋久島が形成されたとされています。

驚くべくことに、その花崗岩マグマは今現在も隆起中とのこと。。。
1000年に約1mぐらい隆起しているといわれています。ただ、その花崗岩は浸食も激しく、1000でおよそ80cmぐらいは崩れて浸食しているとのこと(笑 それでも差引1000年で20cmぐらいは隆起していますので、結果的に1936mの宮之浦岳をはじめ、永田岳(1886m)翁岳(1868m)と九州の山の上位7位まで屋久島で占めているという、まさに洋上のアルプスの島になったわけです。
実際に宮之浦岳は1935mだったのが10年前に1936mに変更になったこともありましたから。。(笑

屋久島の頂上付近に行くと、こうした花崗岩が露出した山々がたくさんあります。
遠くから見るとよく落ちないなーなんて感心する岩も多く見られますね
また、屋久島花崗岩は粒子が荒く、またこの多量な雨によって浸食も激しいため、特に下りは滑りやすくなっていますので、ストックなどを使って注意して下山しましょう!

岩のやすりみたいなところを歩きますので登山靴のソウルの消耗は激しいですね、
私たち屋久島ガイドだと、だいたい2年に一足ぐらいは登山靴も買い換えますから(笑

屋久島の花崗岩をよく見ると、大きな長方形の白い塊がたくさんあるのに気づきます。
それは正長石という花崗岩マグマが地下でものすごい時間がかかって冷えてできた結晶です。
日本国内にも花崗岩の山は結構ありますが、必ずその正長石が含まれています。 たいてい1.何ミリとか0.何ミリかの世界です。屋久島の正長石は多きもので15cmぐらいありますので、「屋久島花崗岩」と言われているぐらい特長的なものです。

はるか1400万年前に隆起した花崗岩の巨石の島、屋久島です。
 

 

特定非営利活動法人 Nature Serviceの推進パートナーになりました。

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屋久島パーソナルエコツアーが目指しているミッションは、
「都会生活で生まれる日々のストレスを屋久島の大自然で解消していただきたい」ということです。

ほとんどの大手旅行代理店が企画する「日帰り縄文杉ツアー」は、往復22キロ、所要時間10時間とかなりハードコースになります。人が多く、あわただしいマラソンみたいなトレッキングツアーでは、ただただ疲れるだけになってしまい、せっかく屋久島まで来られても全く癒されません。
屋久島パーソナルエコツアーでは、森の中でゆっくり深呼吸をして新鮮な空気を体全体で味わい、川のせせらぎや鳥のさえずりを目を閉じて耳を澄まして聞いてみると心が落ち着く。森の匂い、川の匂い、海の匂いを嗅ぎ、太古から伝わる遠い記憶がよみがえる。自然を五感で感じることを最も大切にしたエコツアーを目指しています。

先日、特定非営利活動法人 Nature Serviceの共同代表理事をしている赤堀哲也さんが屋久島パーソナルエコツアーの屋久島大縦走2泊3日キャンプツアーに参加していただき、キャンプでの夕食時に、ネイチャーサービスの今後の活動について熱く語っていただきました。

「人工物に囲まれる事に慣れてしまい、心の元気がなくなり、自然に入る選択肢をも忘れている人達に、素晴らしい自然を見せる事で「気付かせ」、素晴らしい自然に入りやすいライトなメニューを用意する事で「試しに自然に気軽に入り」、それを繰り返すことで「自然に入る事が習慣になる」ことを目指し、最終的には心も体も元気になり、国民が多く元気になる事で日本が元気になるような、社会活動をしていきたいと考えております。」と。

当社とネイチャーサービスの目指しているテーマとはかなり共感するところが多く、
このたび、ネイチャーサービス様の推進パートナーとして今後も一緒にいろいろな企画をしていきましょう!ということになりました。

「自然に入る選択肢をも忘れている人達。。。」そんな方たちに、
そんなにハードなコースではなく屋久島の原始の森を体感していただき、人間が本来持っている五感をじっくり感じ、日々のストレスから開放していただくツアーをネイチャーサービス様と共に企画していきたいと考えています。

みなさま!こうご期待!

 

 

アカウミガメを救出!

アカウミガメ

今年は例年に比べると1か月ほど早く、4月上旬からアカウミガメが産卵しに永田いなか浜に上陸しています。
今日は島周遊エコツアーで屋久島を1周してきたんですが、途中いなか浜を散策してみると、岩場にはまってしまっている
アカウミガメと遭遇しました。 夜中に産卵しにくるアカウミガメですが、このカメはずーっと岩場から出れなかったようで
午前10時にやっと救出することになりました。

アカウミガメ救出中

ウミガメ観察のボランティアの方々が駆けつけ救出作戦開始! かなり重いですがお尻を持ち上げなら前に押し出します。
がんばれ!もう少し!!

 

アカウミガメ救出成功!
やっと、岩場を抜け出すことができました。 怪我などしておらず、いたって元気そうなアカウミガメ。
ここまで来ればあとは自力で海へ帰れるでしょう!

海に帰るアカウミガメ!

無事、海に帰ることができたアカウミガメさん。
良かったですね~ またこのいなか浜へ帰ってきてね~!!

 

海へ帰るアカウミガメ

1シーズンでおよそ1000頭以上のアカウミガメが上陸しにくる屋久島永田のいなか浜。
屋久島の中でも一番大きな砂浜がこの永田のいなか浜なんです。
一回の産卵で80cmぐらいの穴を掘り、約120個ぐらいの卵を産み、だいたい40日ぐらいで孵化した子ガメが海へ帰っていきますが、生存率はわずか5000分の1ぐらいだそうです。(厳しい!!) で、1頭のウミガメが1シーズンに2、3回産卵しにやってきます。
また興味深いのが、穴を掘った地中の温度が29・7度を超えるとメスになり、それ以下だとオスになるそうです。
今年はアカウミガメの上陸が1か月ほど早いのも、海中の温度が暖かいのでアカウミガメがオスとメスを調整するために産卵を早くしているようです。
ですからこの時期に産卵した卵はオスのウミガメになり、6月以降に産卵した卵はメスのウミガメになるということです。
なるほど~ うまくオスとメスを調節して産卵いるんですね~ すごーい!!

今年も無事、産卵が終わりますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロープワークをしました。

 

ロープワーク
今日は、当店のガイドさん6人が集まり、毎年恒例のロープワークをしました。
もやい結び、エイトノット・・忘れかけているロープの結び方をみんなで再確認しました。

 

ロープワーク
ロープと結び方を覚えれば、崖を降りたりすることも楽にできますね!
今度は沢で実践することになりました。 楽しみです。

 

 

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