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新緑の季節、しっとりと降る雨のなか、幻想的な森(苔)の前で、白谷雲水峡コース

I様、K様からの声

2011年5月4日 屋久島 白谷雲水峡トレッキング紀行

ほとんどずっと雨の中、もののけ姫の舞台という白谷雲水峡、太鼓岩、原生林コースをトレッキングしてきました。
縄文杉コースよりはちょっと楽ちんコースですが、ゆっくり9時間半の山歩きでした。
パーソナルガイドさんを頼んで、道案内だけでなく、いろいろな植物や鳥や苔のこともガイドしてもらえました。
午後からは雨で、頂上の太鼓岩からの眺めは 一面の真っ白な汚れ無き霧!!
でも、その分、すばらしい苔のワールドを堪能できました。
気が遠くなるくらい長い年月をかけて造られた生きている森の姿は、
杉の死骸の上に新しい杉が再生し、ツツジやシャラの木がまるで今にも動きだして
私達小さな人間を威嚇してきそうな不気味な枝ぶりでした。長い時間をかけての木と木との壮絶な戦い、
自然の中の厳しい法則を見せつけられながら、光と影、水みずしい空気、
木の葉がまいおちる音が聞こえてきそうなくらい静かな空間にたっぷり浸り、地下を伝わり、
時に鮮烈な湧き水となって溢れる天然水の勢いを味わいました。
その水を沸かしてガイドさんがごちそうしてくださったインスタントのお味噌汁とコーヒーの美味しかったこと!
緑一面のシーンを歩きながら降る雨ですら、清らかで優しい恵みのシャワーなんです。
生命を育む豊かな滋養をたっぷり浴びているような、静かな感動を与えてくれました。
宮崎駿の、私の大好きな『天空の城ラピュタ』に出てくるシーンは、彼のクリエーションではなく、この森にイマジネートされたのだと確信できました。
島を離れる直前に出会ったカメラマン、大沢成二さんは屋久島に魅せられて長野から6年前に奥さんと移住してきたそうです。彼ともその点、意気投合でした。
10年来の目標が一つクリアできた、こころ満たされる旅でした。

屋久島パーソナルエコツアー
丹野様 青木様

素敵なツアーをありがとう存じました。
二人しっかり堪能いたしました。
また写真までご送付頂き、恐縮です。
昨日 無事に福岡に帰着致しました。

ガイドの佐々木さんには丁寧なご案内をして頂き
ありがとうございました、宜しくお伝えくださいませ。

特にIさんは屋久島に行くのは長年の夢だったそうで
私Kはどちらかというとお付き合い(笑)でしたが、
行ってみて、壮大な自然の前には人間の悩みや力なんて
大したことではないのだと、痛感させられました。
二人とも大満足の旅行でした。

毎日 喧騒の中で慌ただしく暮らしている私達現代人には
ゆっくりと自然を楽しむゆとりも必要なのだと感じました。