屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

冬も楽しめる! 屋久島観光7つの魅力

 12月から2月までオフシーズンに入る屋久島ですが、
皆さんはご存知でしょうか?

屋久島は春から夏が人気の観光地ですが、
実は冬でもたっぷり満喫できることを!

それは冬ならではの魅力が7つあるからなんです!

 

なんと桜や梅も!冬に咲くきれいな植物がいろいろある。

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 1月下旬になると人里では梅の花が咲き始めます。
メジロもたくさん飛んできて、
もうすぐ春だなあ~と思わせる季節です。

 

 

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 標高600m付近にある白谷雲水峡などの山では
1月下旬ぐらいからオオゴカヨウオウレンの花が咲き始めます。

屋久島固有植物でよーく見るとが黄色い花弁が可愛らしいですね。

 

 

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なんと、2月上旬にはソメイヨシノや大島桜などの桜が咲き始めます。

3月になると山桜も咲きはじめ、屋久島ではもうすっかり春になります。

 

冬だけの特典!絶景の冬景色

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この写真のように、
屋久島では標高1700m付近から山頂部では2m~3mの雪が積もります。
 
しかしながら、

人里の海岸線あたりではぎりぎり亜熱帯の気候で、
冬でもハイビスカスやブーゲンビリアの花が咲いています。

沖縄から北海道までの植生が凝縮している島。
これが屋久島の最大の特長なんですね。

このハイビスカスを見ながら雪山も見るというのも
冬でしか体験できない屋久島の魅力の一つです。

この雪山は永田岳と言いまして、
九州でも2番目に高い山になります。

冬に屋久島に来られる方は是非見ておきたい雪山です。

 

真冬でも見れる緑鮮やかな常緑樹の森

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屋久島の西側にある真冬の照葉樹林。

世界自然遺産にもなっている地域です。

真冬に来てもこのように緑あざやかな常緑樹の森なんですね! 
ヤクザル、ヤクシカをたくさん見ることができます。

 

 

天気さえよければ、暑くない快適なトレッキングを楽しめる。

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2月上旬の写真です。

晴れるとこのぐらいの服装でトレッキングすることができます。

歩いているとそんなに寒くもなく
非常に快適なトレッキングを楽しむことができます。

 

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年によっては寒波が南下してきて、
このように雪化粧することもあります。

白谷雲水峡あたりの標高ですと
ゴムアイゼンという簡易スパイクを履いていれば、
問題なく歩くことができます。

 

もちろん当店が無料でお貸しいたします。 
雪化粧した苔の世界もなかなかいい感じですよ。

 

人が少ないので、静寂した森をゆったり過ごせる。

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静寂した森に流れる沢でコーヒーでもいかがですか?。贅沢なひとときです。

 

オフシーズンだから交通費や宿が安くてお得!

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2019年10月 JALで発売されている、

「JALのウルトラ先得
がめちゃくちゃ安いです。
73日前までに予約をすると最大88%の割引になります。

また夏のハイシーズンと比べると飛行機代がかなり安くなります。 

最近はLCCなどの格安航空券を見ると驚くような安さだったりします! 
ちょっと調べてみましたが、

東京から鹿児島までが冬の時期ですと8000円から、

鹿児島から屋久島までが7500円から 

伊丹空港から屋久島までの直行便が19900円から 

福岡から屋久島までが15200円から

屋久島に泊まるホテルなどもハイシーズンと比べれば割安になっています。
 

女性も安心! 冬だから虫が出ません。

 

 特に女性の方は虫が嫌いな方が多いですが、

冬のシーズンはいろんな虫がほとんどいませんので、
快適に森の中で過ごせるかと思います。

 

以上、冬も楽しめる!屋久島観光7つの魅力でした。

冬の屋久島を満喫できるおすすめツアーがこちらです。

 

島周遊・ガジュマルの森エコツアー

詳しくはこちら >>

 

白谷雲水峡トレッキング

詳しくはこちら >>

 

2日間で満喫!屋久島まるごとエコツアー

詳しくはこちら >>

 

 

雨でも楽しめる!白谷雲水峡トレッキングツアー

カテゴリー別 太鼓岩, 植物, , 白谷雲水峡公開日時

こんにちは!ガイドのyamaです。

今回は石津さんご夫婦と白谷雲水峡トレッキングツアー(太鼓岩コース)に行ってきました 。

天気はあいにく雨だったのですが、雨でもコケの美しさと森の空気を楽しめるのが白谷雲水峡のいいところです♪

 

それでは行ってみましょう!

出発ポイントです。雨は降っていますが流れている水がとても綺麗なのが分かりますね!

屋久島は花崗岩が隆起してできた島なので土がとても少なく、雨の日でも水がきれいなことが特徴です。上流側に上がっていきましょう!

 

 

緑が美しい楠川歩道を歩きます。楠川歩道は江戸時代に伐採した屋久杉を運ぶために整備された道です。石畳や木で整備されており木材はたまに取り替えたりしますが石は当時のままです。 マイナスイオンたっぷりの空気を吸って上を目指しましょう♪

 

 

途中で沢を渡ったりします。ここの沢はコケ密度も高く奥行きもあり、良い写真スポットになってますね、お二人もバッチリ決まっています!

沢を渡る際もガイドがしっかりエスコートしますので日ごろ運動をしていない方でも安心です♪

 

途中、倒木の上に新しい命(ユズリハ)が芽生えているのを発見しました。

倒木すると日光を遮っていた葉っぱ達がなくなるので、日光がよく当たるスポットができ、新しい命が芽吹きやすくなります。

森は命を繋ぎ続けているのですね。

 

 

くぐり杉です!大きいですね!

元々、空間の部分には大きな岩があり、道を作るためにそれをどかしたため今の形があります。大人でも余裕で通れるぐらいの大きなくぐり杉です!

目的地へはここをくぐって向います♪

 

途中にある「かみなりおんじ」です。

おんじとは、鹿児島弁でおじさんのことです。

つまりこの木は「かみなりおじさん」という愛称で親しまれている杉で、雷に打たれて一瞬燃えてしまった木なのです!

屋久島は湿度が多いのでそのまま全焼するということはなかったのですが、内部の腐って乾燥した燃えやすい部分は見事に燃えています。

燃えた時に炭化した部分が確認できますので、ぜひ見てみてください♪

(内部の炭化している部分を観察するお二人^^)

 

 

スギコケを発見しました!

水を抱えてとても美しいですね。

コケは根から水分を補給することができず、体の表面からしか水分を補給できません。

なので水をたくさん抱えることができるような形になっているのです。

雨の日でもこのような美しい自然観賞ができるのも、屋久島のトレッキングツアーの良い所ですね♪

水の流れやタイミングで、いろいろな表情を見せてくれますね♪

 

 

苔むす森まで来ました!

コケ密度がすごいですね!

ここの緑はとても深く空気も清涼で、気持ちがいいです。

色々なインスピレーションが湧きそうな場所ですね 。

 

 

太鼓岩に来ました。

なんと、雲の中にいます!

いつもなら見渡す限りの渓谷なのですがこの日は雲が山肌を迫り上がって来て、一面真っ白なホワイトアウト状態でした!

「雲の中を歩いてるみたい♪」と、マイナスイオンを吸いまくる僕たち3人でした笑

 

 

晴れの日もいいのですが、天候が悪くても貴重な体験ができる白谷雲水峡ツアーは、いちガイドとしてもとてもオススメです。写真では伝えきれない森の色と空気をぜひ堪能しに来てください♪

 

白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングツアーの詳細はこちら

 

 

4,5月に奥岳で咲いていた花達(草本編)

カテゴリー別 屋久島の花, 植物公開日時

こんにちは!
今回のブログは4、5月に奥岳で咲いていた花達の中の中でも、草花に注目して紹介していきます!
屋久島の奥岳の草花は全体的にどれも小さくて、かわいらしい印象をうけるものが多いです。
写真を通して、奥岳に咲く小さくてもたくましい花達の姿が伝わると嬉しいです!

 

 

 

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オオゴカヨウオウレン(大五加葉黄蓮) きんぽうげ科 おうれん属

 

分布 屋久島の固有種

 

屋久島固有植物のオオゴカヨウオウレンです。
標高400~600m以上ぐらいから見れるようになってきて、白谷雲水峡などでは2、3月ごろにたくさん咲いてくれます。
奥岳になると標高が高くて気温が低い関係からか、4月でも咲いている姿を見かけることができましたね~。
この写真に撮ったオウレンは一本の茎から花を3つ出していて、「お、珍しい!!」と興奮して夢中になって写真を撮ってしまいました(笑)
苔の上に生えると白色とのコントラストが綺麗で思わず見入ってしまう花です。

 

 

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コミヤマカタバミ(小深山傍食) かたばみ科 かたばみ属

 

分布 北海道~九州(屋久島が分布の南限)

 
黒味分かれ~黒味岳までの登山道沿いでひっそりとコミヤマカタバミが咲いていました!
図鑑でみたコミヤマカタバミはもっと茎の高さがあったのですが、写真のカタバミはかなり背が低くてかなり可愛らしくなってしまってました(笑)
同じ仲間のミヤマカタバミよりも小さいので、「コ」がついています。
ネットでも調べてみると、花の色がピンク(紫?)っぽくなる個体もあるようです。
ちょっと色が変わってしまうのはよく聞く話なのですが、同じ種類の植物の花やのに不思議な現象やなぁ~と思います。

 

 

 

 

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ツクシショジョウバカマ(筑紫猩々袴) ゆり科 しょうじょうばかま属

 
分布 九州

 

投石平付近でみかけたツクシショウジョウバカマです!
ショウジョウバカマの仲間は日本全国に分布しているのですが、こちらのツクシショウジョウバカマは九州に分布する種類のようですね。
いくつか見かけたのですが、どれも花の色が微妙に違ってて面白かったです!
写真のショウジョウバカマは特に色合いが不思議な感じで、お気に入りになった個体の一枚です。
どうやら色の変化が激しい?種類のようで、調べてみると色んな色のショウジョウバカマが出てきました。

 

他にも色とりどりの花が咲いていたのですが、あまりに多すぎるので印象的やった花達を今回は紹介させてもらいました!

また季節の情報や、面白い情報があったらぼちぼちアップさせてもらいますね!

 

 

 

直樹

 

 

参考文献
新版 屋久島の植物
屋久島高地の植物

 

 

 

 

4,5月に奥岳で咲いていた花達(樹木編)

カテゴリー別 屋久島の花, 植物公開日時

どうも!ガイドの青山です。
この前アップさせてもらったブログに引き続き、またまた花についてのブログを更新したいと思います!
今回は4~5月の間で咲いていた花達について紹介します。
「いつかブログにのせたいな~」と思って撮っていたのですが、なかなかタイミングがなかったのでこの機会にいくつかのせていきますね!
まずは屋久島の奥岳(屋久島の標高の高い山々の総称)の樹木に咲いていた花達からです。

 

 

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アセビ(馬酔木) つつじ科 あせび属

 

分布 本州(屋久島が分布の南限)

 

4月下旬ごろに奥岳で咲いていたアセビ達!
白谷雲水峡や縄文杉までの道などでもぽつぽつ見ることはできますが、屋久島ではどちらかというと黒味岳や宮之浦岳までの登山道沿いで見かけることが多いです。
白いスズランのような花が綺麗ですね~。
すごく可愛らしいように見えますが、アセビは有毒食物で漢字の「馬酔木(アセビ)」は馬がアセビを食べて足が痺れる様子からきているそうです(汗)
登山道沿い脇にたくさん咲いているのを見ると、さすがにヤクシカもアセビは食べれないんでしょうね~。

 

 

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シキミ(樒) もくれん科(今ではしきみ科?) しきみ属

 

分布 関東以西、沖縄

 

花之江河から黒味岳への登山道の途中で撮影したシキミです!
こちらは、白谷雲水峡などの標高が少し低いところでも普通に見かける植物ですね。
アセビと同じくシキミも有毒植物で、特に実の毒性が強いようです…。
花はクリーム色と、咲きはじめは薄いピンク色がかかったりして綺麗なんでけどね~。
まぁ、触ったりするのは問題ないので、見つけたら葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみる事をオススメします!「スー」とした感じの清涼感のあるいい匂いがしますよ!

 

 

 

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アクシバモドキ(灰汁柴擬き) つつじ科

 

分布 屋久島の固有種

 

屋久島固有種のアクシバモドキの可愛い花も咲いていました~!
スギや他の樹木によく着生しているのを見かける植物です(逆に着生せずにはえている姿はみたことないかも…)。
写真では分からないかもしれませんが、花がめっちゃ小さくて1㎝にも満たない程度しかありません。
登山道で見つけると、思わず嬉しくなってしまうような花ですね!
いちおう分類ではつつじの仲間なのですが、あまり似てない気がするので個人的には「本当に!?」と疑ってしまいます(笑)

 

とりあえず、今回のブログはここまで!
次回は、奥岳で見つけた草本の花達について紹介していきますね~。

 

直樹

 

 

参考文献
新版 屋久島の植物
屋久島高地の植物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白谷雲水峡までの道がきれいです。

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白谷雲水峡に行くには、屋久島の港がある宮之浦の街から約10キロで車で約20分ほど登ったところにあります。
それで、4月に入ると山桜、ヤクシマオナガカエデ、タイミンタチバナ、タブ、クスノキ、バリバリノキ。。。
などの常緑樹の新緑がとてもきれいな時期になりました。

下に見える町が宮之浦。
もっと視界が良いときは鹿児島の開聞岳が見える時もあります。

 

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白谷雲水峡まで車でさっと上がらないで、途中で降りてみることをおすすめします。
車からでは見られないきれいな風景が広がっています。
少し赤くなっている葉が山桜でぱっぱと少し咲いてきてますね
来週(4月6日からの週)あたりが見頃といった感じです。

蛍光緑のきれいな葉がヤクシマオナガカエデで、この時期、山桜とのコラボがとてもきれいですね

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また、山桜だけじゃなく、このサクラツツジもこの道沿いで多く見られます。
現在、5分咲きぐらいで一番きれいな頃です。

このサクラツツジは鹿児島県から南にしか分布してなく、
奄美大島でもたくさん見ることができます。
関東や関西の方は見たことのないツツジかと思います。

この道沿いで咲いていた花は、リュウキュウキイチゴ、ヤクシマキイチゴ、ミヤマシキミ、タイミンタチバナ、
サクラツツジ、山桜、ソメイヨシノ、ヤクシマオナガカエデ、サツマイナモリ、イヌガシ
少し歩いていて見ることができた花です。

白谷雲水峡では苔むした緑と沢がきれいですが、
白谷雲水峡に行く前にこの道沿いの植物も観察してみるとおもしろいですよ!

 

 

 

この道も10年前に比べると、2車線にする道幅の拡張工事が進みました。
バスなどが簡単に行けるようにということで今現在も工事が進んでいますが、
最後の800m付近ではかなりな谷間になっており、これを2車線にするには
かなりな山を崩さないとできないとのことです。

その森の中に希少な植物がたくさんあるため、現在、反対運動をしているところです。

白谷雲水峡に行くまでの道のりが、何と言いますか、秘境的なところがあって
お客さんもそういうところに魅かれているのに。。。

便利さばかり追求しても、
自然がなくなってしまってはお客さんが来なくなってしまうわけです。

まさに、本末転倒といったところです。

最後の800mのところは白谷雲水峡の秘境的なところが残っているところなので
何とか反対運動をして残していきたいものです。

青木高志

 

 

 

11月上旬屋久島の高地で見つけた植物 果実編

カテゴリー別 植物公開日時

前回のブログでは、おもに登山道で見つけた花についてブログでアップさせてもらいました。
今回のブログではちょっと秋らしい内容で、実をつけていた植物について紹介していきます!
秋になると色んな植物が実をつけていきますが、特に目立っていたものに絞ってのせていきますね~。

 

 

 

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ヒメツルアリドオシ  あかね科

 
高所の登山道沿いの苔の上などで、ヒメツルアリドウシの可愛い小さな実をたくさん見つけました!
1㎝にも満たない小さな果実ですが、濃い緑色の苔に混じると赤色が目立つので綺麗でしたね~。
花は夏ごろに2本の小さな白い筒状のものを咲かせるのですが、その花の元(子房の部分)がくっついているため、
果実をみるとその痕が2つの点として残っています。
花も実もとても可愛らしく、見てると心をほっこりさせてくれます。

 

 

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サルトリイバラ  さるとりいばら科

 

 

ヤクザサや、高地で背丈が小さくなった植物の間からたくさんのサルトリイバラの実が姿を現していました。
つる性の半低木で、名前の由来としては茎についている葉で猿がひっかかって捕まってしまうことからというのが一般的。
別名では「かからん(かから)」とも呼ばれています。
屋久島名産の和菓子には、「かからん団子」というものがあるのですが、それはこのサルトリイバラの葉でよもぎと黒糖(黒飴)を練り込んで作った餅を包んだものです。
屋久島だけでなく鹿児島でも作られている伝統のお菓子で、僕は屋久島に来てからその存在を初めて知りました。
けっこう美味しいので、ぜひ鹿児島で見つけた際は食べてみて下さいね!

 

 

 

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ヤマボウシ  みずき科

 

 

登山道にたくさん落ちていたのは、こちらのヤマボウシの実です。
本州~九州にかけて分布している落葉の小高木で、屋久島が分布の南限になります。
秋になると綺麗に紅葉している姿も見せてくれるのですが、ぜひこの実にも注目してみて下さい。
じつは熟したヤマボウシの実は食べる事ができるんです。
しかも野生で採れる果実の中では、なかなか美味しい部類に入ると個人的には思います(笑)
落ちているのをそのままパクっといってもらってぜんぜんオッケーです!
秋の山の恵みやと思って、試しに味わってみてもいいと思いますよ~。
ネットでは、ジャムや果実酒にして食べるという方法ものっていました。

 

 

というわけで、屋久島の高地で見つけた実がなっていた植物についての紹介でした!
普段は花をアップすることが多いですが、果実も可愛いものや食べられるものなど色々と個性があって面白いですね~。
また面白いものを見つけたりしたら、ブログにものせていきたいと思います!

 

 

青山直樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月上旬屋久島の高地で見つけた植物 花編

カテゴリー別 屋久島の花, 植物公開日時

こんにちは~。屋久島パーソナルエコツアーの青山です!
11月のはじめの連休から、キャンプツアーが続き山の中で泊ることが多かったのですが気温がだいぶん下がっているのを肌で感じてます。
先週の大縦走キャンプツアーへ行った際は、高塚小屋周辺の夜は気温が5度以下になるほど冷え込みました。
この時期は気温の変化が激しく服装の用意などが難しい時期ですが、薄手のダウンジャケットやカイロなどの準備をしっかりされることをオススメします。
さて、屋久島の高地では紅葉が見ごろな時期ですが、それ以外にも登山道沿いに咲いている花や面白い実などが目に着きました!
今回のブログでは11月上旬に屋久島の高地で見つけた植物達を紹介していきますね!
まずは花編です。

 

 

 

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モミジバキッコウハグマ きく科
淀川登山口から淀川小屋へ行くまでの登山道でよく見かけたました!
10月に紹介させてもらったホソバハグマとよく似ていて、花はほとんど一緒です。
葉っぱの形が明らかに違いますね~。
この葉っぱが亀の甲羅に似ていることから、キッコウ(亀甲)という名がつけられました。
この葉っぱの形が色々と変化していて、屋久島には他にもマルバやタマゴバという名前がつく種類もいます。

 

 

 

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ヒメキクタビラコ  きく科

 

 

今年も見つける事が出来ました!屋久島の固有種のヒメキクタビラコです!
登山道沿いでは数が減ってきているのか、今回花の姿を見れたのもこの写真を撮った一カ所だけでしたね。
絶滅危惧ⅠB類にも指定されている貴重な植物です。
標高1600mを越える高所の湿った日陰に生育していて、頭花も5mmほどで全体的にとても小さい印象を受けます。
屋久島の高地には本当に小さな植物が多いですね~。

 

 

 

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ヤクシマダイモンジソウ ゆきのした科

 

10月のブログで詳しく紹介させてもらったヤクシマダイモンジソウの姿も見かけることができました!
こちらも屋久島の固有植物ですね。
見つけのはやっぱり沢沿いでしたが、まだまだそこではたくさん咲いていて驚きでした。
調べてみるとダイモンジソウの葉はアクが少なくて美味しく食べられるのだとか!
天ぷらの他にも、おひたし、サラダなどとしても使える優れた美味しい野草のようです。
意外ですよね…まぁ、屋久島のダイモンジソウは葉が小さすぎるとは思いますが…(笑)

 

 

 

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あとはこちらの写真のハナヤマツルリンドウやヒメウメバチソウなども咲いていましたね~。
花が少ない時期なので、山の中で花を見かけると嬉しくなります!
次回のブログでは、花ではなくて秋らしく登山道で見つけた実について紹介したいと思います!

 

 

 

 

 

青山直樹

 

 

 

 

 

 

ヤクシマダイモンジソウ発見!

カテゴリー別 屋久島の花, 植物公開日時

こんにちは~。
台風19号が通過してから、気温がぐっと下がって屋久島もすっかり秋を感じられるようになってきました。
もう10月の後半なので、当然といえば当然なんですけど、シーズンが過ぎ去っていくのがあっという間に感じますね。
そんな秋が感じられる屋久島ですが、この前山を登っていると可愛らしい形をした秋の花を発見しました!

 

 

 

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ヤクシマダイモンジソウ  ゆきのした科  花期 9~10月
それがこちらの「ヤクシマダイモンジソウ」です。
屋久島の固有品種で、秋になると標高1000mの以上の荒川沿いなどの高所の沢沿いで花を咲かせています。
僕はこのダイモンジソウの花を見るのは去年が初めてやったんですが、この見た目のインパクトで一気に好きになってしまいました(笑)
本州~九州に分布している「ウチワダイモンジソウ(団扇ダイモンジソウ)」が矮小化したものと考えられています。
調べてみるとダイモンジソウの仲間は変異の幅が広く、地域によって差が色々とあるようですね。
淡いピンク色をしたダイモンジソウなんかもあって興味深かったです。

 

 

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名前の由来は見た目通りで、花の形が「大」の漢字に似ているから。
上側の短い花弁3枚と、下側の長い花弁2枚で見事な大の字を描いています。
一度見ると忘れられない花の形をしていますね!

 

 

 

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屋久島には「ヤクシマダイモンジソウ」ともう1種類同じく固有種の「ヒメウチワダイモンジソウ」が生育しています。
花はそっくりで見分けがつきませんが、葉の形に違いがあり、葉の基部がハート型ならヤクシマダイモンジソウ、くさび型ならヒメウチワダイモンジソウだということ。
ほとんど一緒なので、分かりづらいですね(笑)
今回見つけたのは葉の形から、ヤクシマのほうではないかなーという感じがしました。
とにかく、なかなか見れない花なのでちょうど群落をつくって咲いているところを見れてラッキーでした!
可愛らしい花に登山の疲れを癒されました~。
このダイモンジソウの花を見るのは、秋の屋久島の楽しみの一つですね。

 

 

 

青山直樹

白谷とヤクスギランドで見つけた植物達

カテゴリー別 屋久島の花, 植物公開日時

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昨日のブログでは、白谷雲水峡とヤクスギランドの様子について紹介させてもらいました。
台風のドタバタでしばらく家に缶詰状態やったので、久しぶりの森はめちゃくちゃ気持ち良かったです!
今日は2日間の白谷雲水峡とヤクスギランドで見つけた植物達をアップしていきますね~。

 

 

 

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ホソバハグマ  きく科  花期 9~10月

 

ヤクスギランドや白谷の渓流沿いではホソバハグマが花を咲かせていました。
白色の花びらと、花柱のピンク色が特徴的で可愛らしいですね。
標高200m以上の沢の岩上や水しぶきのかかる場所に生育しています。
このホソバハグマは屋久島の固有種なのですが、沢沿いの環境に適応するために葉っぱが細く流線型になっているのが大きな特徴。
こういった植物は「渓流沿い植物」とよばれており、水の抵抗を少なくする薄い葉っぱや、しなやかな茎と強靭な根をもつことで、増水すると水をかぶってしまうような沢沿いでも生きていけるようになっているんです。
小さくてかわいらしい見た目をしてますが、じつはたくましい植物なんですね~。

 

 

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サザンカ  つばき科  花期 10~11月

 

登山道を歩いていて白い花びらを見たらおそらくこのサザンカの花でしょう。
山野に自生する常緑の小高木で、普通は高さ5~6mといわれてますが、中にはすごく高いサザンカの木も見かけます。
サザンカと聞くと、園芸品種のピンクや赤色をした花の色を思い浮かべる方も多いかと思いますが、野生のサザンカの花は白色なんですね。
ツバキよりも一足早い晩秋から初冬にかけて花を咲かせます。
そんな寒い時期に花を咲かせるサザンカの花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」とかなり力強いです!
花の少ない今の時期に、綺麗な花を咲かせてくれるので見つけると良く目立ちますね。

 

 

 

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ヤクシマツチトリモチ  つちとりもち科  開花期 9~11月

 

変わった風貌をもつヤクシマツチトリモチが群落をつくって生えています。
初めて見る方は驚く人もいるかもしれないですね。
九州南部、屋久島に分布しており、標高1000m前後のハイノキの多い林内でよく見かけます。
葉緑素をもたない植物で、おもにハイノキ科の仲間の根に寄生して生きる寄生植物になります。
僕は初めてみた時にキノコのように思いましたが、立派な被子植物の仲間のようです。
森の中には不思議な生き物がたくさん生きてますね~。

 

以上で今回のブログを終わります!
最近山を歩いていると、シャツ一枚では肌寒く感じることが多くなってきました。
トレッキングをされる際は、薄手のフリースなどを準備して体温調節をしっかりとして下さいね。

 

 

 

青山直樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋久島大縦走キャンプで見つけた植物達②

カテゴリー別 屋久島の森, 植物公開日時

前回に引き続き、大縦走キャンプで見つけた植物達を紹介していきますね!
やはり花をみかけたのは奥岳が多かったので、高山植物が中心になっています。

 

 

 

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ヒメウメバチソウ  ゆきのした科  花期  9~10月

 

屋久島の固有品種のヒメウメバチソウです。
鹿児島・宮崎両県境の霧島山で見かけるウメバチソウは、花茎の高さが25㎝もありますが、
その仲間が屋久島の高地で矮小化したものと考えられています。
高層湿原や、それ以上の高地で、苔の中や湿った花崗岩砂の上に生育しているのを見かけます。
小さいものやと高さ3㎝ほどの茎に、径1㎝ほどの花がさいていたりします。
白い花が綺麗でとても清楚な印象を受ける花です。

 

 

 

 

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イッスンキンカ  きく科  花期  8~9月

 

花崗岩の岩の割れ目に、へばりつくように咲いていたイッスンキンカの花。
屋久島の固有変種で、本州に生息するアキノキリンソウを極端に小さくしたような姿をしています。
今回のお客さんはアキノキリンソウを知っておられたので、イッスンキンカの小ささを見てびっくりされてました(笑)
花期は8~9月ですが、まだ色んなところで見る事ができましたね。
奥岳の山頂付近では、このように岩の割れ目に生育している姿をよく見かけるような気がします。

 

 

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ツクシゼリ  せり科  花期 7~9月

 

屋久島を分布の南限とする植物のツクシゼリ。
主に九州の山地、鹿児島県では霧島山と指宿方面(開聞岳、千貫平)に分布しています。
しかし、屋久島の奥岳にあるツクシゼリはかなり小さく、固有変種や固有種にする説もあるほどです!
たしかに、高さが3㎝ほどしかないのでうっかりすると踏んでしまいそうになりかすからね~。
足元に注意しないとなかなか見つけられない花の一つです。

 

 

 

 

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最後にちょっと番外編です!この花がなんの花か分かりますか??
じつはこれヤクシマシャクナゲの花なんです!
普通は5月末~6月上旬に咲く花なので、完全に狂い咲きしてますね。
風などで大分傷ついていますが、しっかりと白い花をつけていました。
登山道を歩いているとお客さんが「あ!」という感じで見つけてくれて、お互いにびっくりしてましたね(笑)
今年は数十年に一度とまで言われるほどの一斉開花を見せてくれたヤクシマシャクナゲ。
来年は花が少ないのかもしれませんが、またあの綺麗な花を見せてくれるのが楽しみですね。

 

以上で今回の植物紹介を終わります!
また季節の情報などがあったブログで紹介させてもらいますね~。

 

 

 

青山直樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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