屋久島の動物・鳥・昆虫

人生初のホエールウオッチング!!

亜紀子です。

屋久島に移住して20年とちょっと。まさかクジラを陸からみれるとは夢にも思わず過ごしていました。

最近クジラの目撃情報があって、先日も友人がクジラを見たとのこと。

その友人に誘われて屋久島の南へ車を走らせ、ある岬で待っていました。

20170116kujira5

 

太平洋と東シナ海を一望できる素晴らしい場所です。

その日は視界良好で白波は立っておらず、遠くトカラ列島がくっきり見えていました。

 

いわゆる「出待ち?」

ただ、クジラさんは人と違い、確実にでてきてくれるという保証はないので(笑)この景色をゆっくり眺めるだけでも満足しようかな。という「気負い」のない気持ちで待つこと30~40分。

 

初めて屋久島でイルカの群れをみました!(クジラとちゃうんかい!!笑)

それも、3~40頭はいる群れです。ジャンプもたまにしてくれてここでもう大興奮。

動画を撮ったのでこのブログにアップできず残念ですが、鳥肌ものでした。

 

 

さらに待つこと30~40分。

20170116kujira4

 

わわわ!!これは!

クジラさんの潮吹き(ブロウ)では?!

するとすぐに顔を出し、

20170116kujira

 

尾びれで弧を描き海深く潜っていきました。

さらに待つこと15~20分、また潮吹きがあり胴体チラみせとしっぽをみせてくれました。

広い海原のどこで顔をだしてくれるか、それこそみんな目を皿のようにして探します。

「あっ!! あぁ、小さな漁船かぁ・・」

「おっ!! 大きな魚がはねたよ!」

など、定点でじっくり海をみるなんてめったにしないので時がたつのを忘れてみてしまいました。

 

一瞬の出来事でしたがエイの仲間、「マンタ」らしきひし形の影がはねるのもみれて、なんかてんこ盛りなウォッチングです。

 

そろそろ日が傾いてきたので「クジラさん、お願いもう一回だけ顔を見せて~」と祈っていたら!

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なんと2頭なかよく潮を吹き、顔を出して去っていきました。

空を見上げると雲がわっかのような形になりその中の切り抜きみたいな青空がクジラの形にみえていました。

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尾ひれの裏側が白いのは「ザトウクジラ」の特徴だそうです。

動物の写真は撮るタイミングがとても難しく、4時間のウォッチングでUPできそうな写真はこれだけでした。

 

カメラももちろん段違いにいいものだとしても、プロの動物写真家はやっぱりすごい!!と改めて思いました。

 

悠久のときを綿々とつなぎ、太平洋を回遊し、繁殖するクジラたち。そんな無垢な動物の営みを目の前になんと私たちの気ぜわしいことか!

非日常の数時間、クジラ、イルカ、ほかの動物たちを観察することで

また自分の小ささと自然に生かされていることを実感しました。

はっと現実にもどり、食べ盛りのウチの子どもたちが夕飯を待っているだろうから、夕暮れの海、クジラを追いかけて別の場所へ移動する友人たちとは別れて急ぎ家路につきました(笑)

 

 

 

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ABOUT ME
青木高志
1993年から屋久島に移住。 屋久島ガイド歴21年。 屋久島パーソナルエコツアー代表 屋久島公認ガイド 日本山岳ガイド協会認定ガイド。 大好きなこと。 ①音楽が大好きでバンドでギターを弾くのが楽しみ。 ②焚き火が大好きでダッチオーブンでサーモンやトビウオの燻製料理が得意。 ③旅が大好きで、20代の頃はインド、ネパール、タイ、などを放浪。 ④キャンプが大好きで、縄文杉キャンプツアーをしている。 ⑤自給自足的な暮らしがしたい。原木シイタケにはまっている ⑥写真を撮るのが大好きです。 屋久島に関するお役立ち情報をブログやSNSで発信しています。
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