屋久島トレッキングツアーについて、よくある質問ベスト5

こんにちは!
屋久島パーソナルエコツアーを17年経営しています、青木高志です。
いつもお客様から電話やメールなどで様々な質問をお聞きします。
その中でも特に多い、
「屋久島トレッキングツアー」についてのよくある質問ベスト5を紹介します。
屋久島トレッキングツアーに初めて参加する方はぜひ最後までご覧ください。
1位 屋久島の山の気温はどのくらいですか?

山の気温を知るのに覚えていた方がいいのが
「標高100m上がるごとに気温は約0.7度ぐらい下がる」ということです。
屋久島は海抜0mから標高1936mまでの山々が南洋に浮か山岳島です。海岸線沿いから頂上の宮之浦岳までおよそ2000mありますので、
気温差が約14度ぐらいになります。
真冬の寒い日ですと、標高600m付近からは雪が積もり、1800m付近ですと2mぐらい雪が積もりますのでご注意ください。
人里の気温
冬(12月から2月)ですと7度から15度ぐらいです。
春(3月から5月)秋(10月から11月)は18度から25度ぐらいです。
夏(6月から8月)は25度から33度ぐらいです。
屋久島トレッキングツアー定番コースの気温
縄文杉の標高が約1300mなので、人里とはおよそ9度から10度ぐらい低いです。
ヤクスギランドの標高が約1,000mから1300mなので、人里とはおよそ7度から9度ぐらい低いです。
白谷雲水峡は標高600mから1000mなので、人里とは5度から7度ぐらい低いことになります。
屋久島の山をトレッキングするときの服装の注意点
風速1m吹くと、体感温度1度下がりますので、天候によりもっと寒く感じる日もあります。
また、雨に濡れてしまうと体感温度はさらに下がりますので、
宮之浦岳頂上や縄文杉などを目指す方は必ず長袖のシャツを用意してください。
レインウエアーは寒い時は防寒にもなりますので、上下がしっかりしたものをご用ください。
屋久島の山の気温や、どのような服装をすればいいのか?などをもっと詳しく知りたい方はこちらのページを参考にしてください。
2位 トレッキングツアーで必要な持ち物は何ですか?

屋久島トレッキングツアーの時に必要な登山用具は、
日帰りトレッキングと、山で1泊キャンプをするトレッキングとではかなり持っていく必要な登山用品が異なります。
日帰りの屋久島トレッキングツアーで必要な持ち物

日帰りのトレッキングの時に必要な持ち物は、
- 登山靴
- レインウエア
- ザック
- ザックカバー
- タオル
- ペットボトル
- 帽子
- お菓子
- スマホ
があればOKです。
登山靴

足首までしっかりした登山靴がおすすめです。
下りの時に足をひねりずらいです。
レインウエア

上下が分離していてるレインウエアーがおすすです。
500円ぐらいのビーニールのポンチョみたいなレインウエアーはすぐに破けますので
やめたほうがいいです。
ザック

日帰りトレッキングのザックは20Lから30Lぐらいがちょうどいいです。
ザックカバーも忘れずに用意しましょう!
1泊2日キャンプツアーの時に必要な持ち物

1泊キャンプトレッキングの場合に必要な登山用品
- 登山靴
- ザック
- レインウエアー
- シュラフ
- マット
- ヘッドライト
- 着替え
などが必要になります。
屋久島の山小屋で泊まる場合、無人の避難小屋になりますので、
食料、ガス、食器類などはすべて自分で持っていく必要があります。
また、電気もございませんので、
ヘッドライトや充電器は持っていきましょう。
屋久島トレッキングツアーの時に必要な持ち物
詳しくはこちら
屋久島パーソナルエコツアーに参加される方は、
当店おすすめの登山用品レンタルもありますので、
最初はレンタルの方がいい方はこちらをご覧ください。
3位 屋久島トレッキングツアーのベストシーズンはいつですか?

屋久島トレッキングツアーのベストシーズンはいつですか?とよく聞かれますが、
屋久島の山はかなり急峻な山なので、標高帯によりベストシーズンは異なります。
1600mから頂上の宮之浦岳(1936m)付近のベストシーズン

宮之浦岳トレッキングは高山植物が多く見ることができる夏(7月から9月上旬)がベストシーズンです。
また、標高1300m以上うの山に咲くヤクシマシャクナゲは5月下旬から6月中旬がベストシーズンになります。
1300m付近の縄文杉トレッキングのベストシーズン

縄文杉1泊キャンプツアーのベストシーズンは4月から5月と、
7月から10月になります。
縄文杉トレッキングコースは歩く距離が長いので、雨の多い6月は避けた方がいいです。
あとは、12月から2月は雪が降るためオフシーズンになります。
600mから1000m付近の白谷雲水峡トレッキング

白谷雲水峡トレッキングは新緑が綺麗な春がベストシーズンです。
3月中旬ぐらいから新芽が芽吹き、4月上旬の太鼓岩から眺める山桜は絶景です!
4位 山でトイレに行きたくなった場合どうしたらいいですか?

トレッキング中にトイレに行きたくなることは誰にでもありますが、
屋久島では携帯トイレのブースが各トレッキングコースに設置されています。
淀川小屋、石塚小屋、鹿の沢小屋、新高塚小屋、高塚小屋、白谷小屋の全ての小屋の近くにトイレが設置されています。
また多くの人が訪れる縄文杉トレッキングコースのトロッコ道沿いには、
バイオトイレが設置されています。
ほとんどが汲み取り式のトイレで人力で運んでいるトイレになります。
入山協力金のご協力をよろしくお願いいたします。
基本的には各トイレでするのがいいのですが、
どうしてもという場合は、携帯トイレを使うようにしてください。
屋久島の山のトイレ事情について、
もっと詳しくはこちら
5位 大雨になったらトレッキングツアーはどうなりますか?

雨が多いということで有名な屋久島ですが、大雨警報になった場合はすべての屋久島トレッキングツアーは中止になります。
その場合は、ツアー料金は全額返金されるところが大半です。
ただ、大雨警報ではなく、多少の雨が降っている場合やトレッキングの途中で雨が降り出した場合はそのままトレッキングツアーは催行されます。
雨の振り方次第では途中で引き返すこともありますので、経験豊富な屋久島ガイドの指示に必ず従ってください。
少しの雨ぐらいですと苔に雫が流れすごく綺麗で癒されます。
まずは山の状況をよく知っているガイドと相談して、
安全を最優先に屋久島の大自然を楽しんでください。