屋久島を知り尽くした現地ガイドブログ

屋久島キャンプ登山で必要な装備

カテゴリー別 屋久島パーソナルエコツアーについて公開日時

屋久島の山間部では無人の避難小屋が数箇所あり山で泊まる事ができます。
宮之浦岳縦走キャンプや縄文杉1泊キャンプなどのコースで登山キャンプを楽しむことができます。
屋久島にある山小屋は
淀川小屋、鹿之沢小屋、新高塚小屋、高塚小屋、白谷小屋の5つの山小屋があります。
ハイシーズン時は人数が多く泊まれない場合もありますので、
必ずテントは持っていくようにしてください。

屋久島登山・トレッキングで必要な装備・持ち物
①登山靴
②レインウエア
③ザック40~50L+ザックカバー
④シュラフ
⑤シュラフマット
⑥ヘッドライト
⑦ストック
⑧携帯トイレ
⑨着替え・タオル
⑩フリースか薄手のダウンセーター(夏以外のシーズン)
⑪帽子・手袋
⑫水筒・折りたたみ傘
⑬救急用品
⑭非常食・おやつ
⑮スマホ・カメラ
 

①登山靴と②レインウエアについては
「屋久島日帰り登山・トレッキングで必要な装備」

で詳しく紹介してますのでこちらをご覧下さい。

 

③1泊キャンプ用ザック40~50L

1泊キャンプ登山では40~50Lぐらいのザックが必要です。
上記の装備・持ち物をすべて自分で持って歩きますので
このぐらいのザックが必要になります。

ガイドなしで自分だけで行く場合、この他に
テント、ガス、ガスバーナー、コッフェル類、食料を担ぎますので、
その場合は最低でも50L以上のザックが必要になります。

 

④シュラフ

 

3シーズン用のシュラフが快適です。
屋久島の標高1500m付近にある新高塚小屋に泊まる場合、
人里とでは気温が10度前後違いますので、
春や秋など少し寒い時期に泊まる場合気温が5度ぐらいになります。
おすすめのシュラフが、
モンベルのダウンハガー#3の3シーズン用です。
最近のシュラフは伸び縮みできるスパイラルタイプのシュラフが多くあり
寝ている時にあまり窮屈な感じがしないです。
ダウン(羽毛)の量によって暖かさが決まりますので、モンベルの場合
#3というレベルのシュラフがおすすめです。

ちなみに当店YPEのレンタルシュラフもモンベルの#3シュラフになります。

こんなに小さくなります。
重さが870gです。

 

⑤シュラフマット

シュラフの下に敷くマットは重要です。
テントで寝る場合、土の上で寝ますので
マットがあるのと無いのとでは体の痛さが格段に違います。
必ず持っていくようにしましょう。
エアーマットはもっと快適に寝れますが、
空気を入れたり、抜いたりするのが大変です。
また、パンクすると使い物になりません。(過去に何回か穴があいた事があります)
 

・シュラフマットいろいろ

 

⑥ヘッドライト

屋久島の山小屋には一切電気がありませんので、
夜に食事をする時やトイレに行く時に必ず使うのが、
このヘッドライトです。
最近のヘッドライトはLEDになっているので、
軽く、光る時間も長いですね。
非常時にも便利です。

 

⑦ストック

 

 ストックの種類もいろいろありますが、
回して長さを調節するタイプと、この写真のように
クリップを調節するタイプがありますが、
回すタイプは強く締めすぎると、壊れてしまうことが多いです。
登山・トレッキングの下りの時にこのストックがあるとかなり楽に
歩けます。特に下る時は先にストックをついてから歩くといいです。
膝の負担も少なく、転びづらく安全です。

屋久島登山の安全な歩き方の詳細はこちら

 

⑧携帯トイレ・トイレットぺーパー

屋久島の山でトイレがある場所が、無人の山小屋(避難小屋)がある6箇所、
各登山口に設置されています。 縄文杉コースの途中には2箇所のトイレが設置されています。 白谷雲水峡コースでは白谷小屋に1箇所トイレがあります。
宮之浦岳縦走コースでは、淀川小屋に1箇所あるだけで、新高塚小屋まではトイレがありません。
屋久島の山を登山する場合、携帯トイレは必ず持参するようにしましょう。
携帯トイレのブースも数箇所設置されています。
また、各登山口に携帯トイレの回収ボックスがありますので、
そこに捨ててください。

トイレットペーパーは用を足す時だけでなく、
食後、皿などをトイレットペーパーで拭き取る時に使います。

 

 広げるとオムツみたいに水をよく吸収するようになっています。

 

⑨着替&タオル

キャンプ登山をする場合、汗をかいていると
休憩時にかなり冷えますので下着の着替えは必ず持参ください。

 雨に塗れないようにする方法

下着類は雨で濡れてしまうとかなり悲しいので、
必ずジップロックなどに入れて、雨に濡れても大丈夫なようにしましょう。
屋久島の雨を舐めてはいけません!!

 

⑩フリースと薄手のダウンセーター(夏以外のシーズン)

ダウンセーターは軽くて暖かいですね。

 

ダウンセーターの上にフリースを着て、
それでも寒い場合はレインウエアを羽織ると
風を遮断しますので、暖かいです。

 

 

⑪帽子、手袋

屋久島の頂上、宮之浦岳が標高1936mですので、
人里とは約14度、縄文杉付近では約9度寒いです。
夏の時期でも雨にうたれて冷えると手足から冷えますので
必ず持参してください。
帽子はレインウエアを着る時にあると視界が広くなりますので
あったほうがいいです。

 

⑫水筒、折りたたみ傘

 

屋久島の登山コースでは自然の美味しいお水が汲めるところが
たくさんありますので、空の水筒もしくはペットボトルがあるといいです。
雨天の時に外で食事をすることもありますので、
折りたたみ傘も必ず持参ください。

 

⑬救急用品

絆創膏、消毒液、痛み止め(シップ、塗り薬、飲み薬)
テーピング、ガーゼ、三角巾、包帯、ハサミ、ライター、
ポイズンリムーバー、タンニン酸アルコール
エコツアーガイドがいつも持ち歩いている救急用品です。

痛み止めの飲み薬は一応ガイドは持っていますが、
医師免許がないとおすすめできないので、
ガイド付きのツアーに参加されている方も
飲み薬は自分で持っていくほうがいいです。

 

 

⑭非常食・おやつ

キャンプの時など大雨で食事が作れない時は
非常食を食べながらの下山になりますので、
お好きなものをご持参ください。

 

⑮カメラ・スマホ

 
雨対策の写真

屋久島の山では電波が入らず圏外の時が多いですので
スマホは飛行機モードにしておきましょう。
屋久島のきれいな景の写真をたくさん撮ってください。
ただ、電化製品は雨で壊れやすいので、
ジップロックなど、雨に濡れても大丈夫なようにしていきましょう。

以上、屋久島の山でキャンプ登山する時に必要な装備・持ち物です。

便利で快適な暮らしにすぐに慣れてしまう私たちですが、
森の中で1泊キャンプをするという非日常的な行為は、衣食住の大切さを改めて感じる体験になることでしょう。
また荷物も必要最低限に抑え、屋久島の原生林の森で1泊することは
人間が本来持っている「生きる」という本能をかき立たせます。
下山すると、普段の生活がなんてありがたいことか実感することでしょう。

 

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