【3月・4月】屋久島トレッキングの服装ガイド|気温・雨対策・注意点まとめ
3月〜4月の屋久島トレッキング|気温の特徴と服装の基本

3月〜4月の屋久島は、晴れると人里では20〜25℃ほどまで気温が上がり、春らしい陽気を感じられます。
ただし山の上は別世界。宮之浦岳頂上付近(標高約1,936m)まで上がると、平地より約14℃ほど気温が下がることもあり、同じ日でも体感は冬に近くなります。
そのため服装は「暖かい春」前提ではなく、寒暖差に対応できる重ね着(レイヤリング)が基本です。
行動中は薄手で動きやすく、休憩や風が強い場所ではすぐ羽織れるように、防寒着+レインウェアを必ず準備しておくと安心です。
標高別|3月〜4月の気温の目安(白谷・縄文杉・宮之浦岳)
白谷雲水峡の気温 (標高600mから1030m付近)

白谷雲水峡は、登山口が標高約600m、苔むす森エリアでも850m前後、太鼓岩方面へ進むと1,030m付近まで標高が上がります。
そのため人里より気温が下がり、3月上旬のトレッキング中の体感はおおよそ10℃前後。
歩いているとちょうどよく、春の白谷はとても快適なコンディションになりやすいです。
4月になるとだいぶ暖かく、人里で25度前後になりますので白谷雲水峡は15から20度ぐらいです。
ただし屋久島は天候の変化が早く、雨や風が入ると体感温度が一気に下がります。日によっては肌寒く感じることもあるので、特に3月に来られる方は薄手のダウンジャケット(または保温できる上着)を1枚持っておくと安心です。
縄文杉の森の気温 (標高1300m付近)

縄文杉は標高約1,300m付近にあり、3月〜4月でも気温は10℃前後になることが多いです。
歩いている間は体が温まりますが、雨や風があると体感温度はさらに下がり、思った以上に冷えます。
特に「縄文杉ひとりじめキャンプツアー」で宿泊する場合は、朝方にぐっと冷え込むことがあるため、ダウンジャケットやフリースなどの防寒着は必須。
快適に過ごすためにも、寒さ対策はしっかり準備しておきましょう。
宮之浦岳頂上付近の気温 (1936m)

宮之浦岳の山頂付近は標高1,936mと屋久島で最も高く、人里とは気温差が約15℃ほど出ることがあります。
そのため3月〜4月でも山頂付近の気温は5〜8℃前後。さらに風が吹くと体感温度は一気に下がります。目安として風速1mごとに体感温度は約1℃下がると言われているので、風が強い日が多い宮之浦岳では、0℃前後を想定しておくと安心です。
また、3月は山頂付近で雪が降ることもあります。
宮之浦岳に挑戦する場合は、必ず最新の天気予報や登山情報を確認し、無理のない判断をしてください。
服装は、0℃以下でも耐えられる防寒(厚手のダウンや保温着)を準備し、雨対策も万全に。
屋久島は同じ島内でも標高差が大きく、登る山やコースによって気温も必要な装備も大きく変わるので注意しましょう。
ハイビスカスを見ながらの雪山

屋久島というと「南国の島」というイメージを持つ方が多いので、
「冬になると山の上は雪が積もって、場所によっては2m以上になることもあるんですよ」
とお話しすると、みなさん本当にびっくりされます(笑)
でも実はその一方で、人里ではハイビスカスやブーゲンビリアが一年中咲いています。
「ハイビスカスを眺めながら雪山」
そんな不思議な景色が見られるのも、屋久島ならではの魅力なんです。
屋久島は、海岸の亜熱帯から山頂付近の冷温帯まで、植生が標高に沿って大きく変化する「垂直分布」の島。
このダイナミックな自然のグラデーションこそが、屋久島が世界自然遺産に登録された大きな理由のひとつでもあります。
3月〜4月の注意点|雨・冷え・雪への備え
3月〜4月の屋久島は、晴れると春らしい暖かさを感じられる一方で、山の天気は変わりやすく、雨・冷え込み・残雪への備えがとても大切です。
特に標高が上がるほど気温は下がり、雨に濡れると体温が一気に奪われてしまいます。屋久島の春は「暖かい日」と「冬のように寒い日」が混ざる季節なので、油断は禁物です。
また、宮之浦岳など標高の高い場所では、3月は雪が降ったり積もったりすることもあります。
人里ではハイビスカスが咲く陽気でも、山の上は雪景色…という日もあるのが屋久島らしさ。
安全に楽しむためにも、防寒着(ダウンやフリース)としっかりした雨対策(レインウェア上下)は必ず準備し、出発前には最新の天気予報を確認してから出かけましょう。
3月〜4月におすすめ!白谷雲水峡トレッキングの魅力

3月〜4月の屋久島は、苔むした緑の森にやわらかな木漏れ日が差し込み、白谷雲水峡がいちばん気持ちいい季節のひとつです。
森の中で深呼吸すると、ひんやり澄んだ空気が胸いっぱいに広がって、体の奥までスーッと染みわたるような感覚に。
思わず「気持ちいい…!」と声が出てしまいます。
白谷雲水峡の気温は、3月下旬〜4月上旬で15℃前後になることが多く、歩いている最中は長袖シャツ1枚でも十分暖かいくらい快適です。
ただし朝方は少し冷え込むこともあるので、休憩時やスタート直後にサッと羽織れる薄手のフリースがあると安心。
さらに寒いと感じる時は、レインウェアを上に着るだけで風をしっかり遮ってくれるので、体感温度がぐっと上がります。
そして意外と忘れがちなのが手袋。指先が冷えると快適さが一気に下がるので、3月〜4月の白谷ではぜひ持っていきましょう。
白谷雲水峡の沢の水が美味しい!

白谷雲水峡を歩いていると、沢の水の透明感に思わず見とれてしまいます。
実はこの水、苔や森の土に何重にもろ過されながらゆっくりと育まれたもの。
だからこそ、口に含んだ瞬間に「おいしい…!」と感じる、澄んだ味わいになるんです。
屋久島でトレッキングをするなら、ぜひ空のペットボトルを1本持っていくのがおすすめ。
特に白谷雲水峡は沢が多く、歩きながらおいしい水に出会えるポイントがたくさんあります。
そして屋久島の水は超軟水。体にすっと染み込むような飲みやすさがあり、
お茶やコーヒーにすると、香りや甘みが引き立って格別のおいしさになりますよ。
苔むした緑の沢で森林浴

白谷雲水峡には、苔むした緑の沢がいくつも点在しています。
ただ目的地を目指して歩くだけではなく、こうした沢のそばで立ち止まり、深呼吸しながらゆっくり進むのがおすすめです。
水の音に耳を澄ませ、ひんやり澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むと、心も体もふっと軽くなるような感覚に。
白谷雲水峡は、トレッキングだけじゃなく森の中で森林浴を味わう時間も魅力なんです。
白谷雲水峡・苔むす森トレッキングツアーの詳細はこちら

3月から4月の当店一押し!太鼓岩からの山桜が絶景です!

3月下旬から4月上旬に是非行ってほしい絶景ポイントが白谷雲水峡にある太鼓岩です。
ヤクシマオナガカエデの新緑と山桜が絶景で、まるで桃源郷のような景色になります。
白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングツアーの詳細はこちら

屋久島の大自然を2泊3日で満喫できる!屋久島観光おまかせプラン
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屋久島を3泊以上滞在する方におすすめのプランを色々と考えてみました。
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屋久島ツアー・観光に関するお役立ち情報
屋久島ツアー・観光の計画に役立つ情報をまとめました。
この記事の執筆者:

この記事の執筆者:青木 高志(屋久島パーソナルエコツアー代表)
1993年に屋久島へ移住、2006年に「屋久島パーソナルエコツアー」を創業(今年で19年)。屋久島在住30年超・ガイド歴25年。屋久島観光協会ガイド/屋久島公認ガイドとして、年間100組以上をご案内しています。森の歩き方から季節の楽しみ方まで、“現地プロならでは”の視点でお届けします。
メディア実績(一部)

- 2007年 テレビ東京系「いい旅・夢気分」出演(米良美一さん・坂本冬美さんと共演)
- 2016年 スカパー番組で女優・夏帆さんの取材コーディネートを担当
(▼メディア実績の詳細記事はこちら)
詳しくはこちらいい旅夢気分 2007年「放送1000回記念第一弾 」歌手の米良美一さんと坂本冬実さん
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