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屋久島ガイドツアー 人気ベスト7

サブちゃん
サブちゃん
はじめての屋久島なので、ガイドツアーに参加したいんだけど、おすすめの屋久島ガイドツアーってどんなのがあるのかな?
ヤックン
ヤックン
屋久島を知り尽くした現地プロガイドがおすすめする、屋久島ガイドツアーベスト7を紹介するよ!

屋久島は山、森、川、海、滝が凝縮している島です。
山ではトレッキングやキャンプを楽しむことができます。
川ではリバーカヤックや沢遊び、滝では水しぶきを浴びての深呼吸。
海ではシュノーケルやダイビングが楽しめます。

そんな多種多様な自然を体験できるのが屋久島の最大の特徴です。

屋久島を知り尽くした現地プロガイドがおすすめする、
屋久島ガイドツアーベスト7を紹介いたします。

1位 屋久島を2日間で満喫できるガイドツアー

「屋久島といえば縄文杉だけど、
一日に22キロを10時間かけて歩くのはとても無理!」「もっと手軽に歩けて、屋久島の自然を満喫したい!
という方におすすめな屋久島ツアーを企画しました。

屋久島は山、森、川、滝、海が凝縮している島です。
2泊3日や3泊4日での旅行を一度だけでは、とても満喫しきれない、奥が深い自然があるのが屋久島です。

屋久島公認ガイドにおまかせなので、
あれやこれやといろいろ調べなくても
2日間で屋久島観光スポットを効率よく満喫できる、屋久島ガイドツアーです。

1日目の見どころスポット

白谷雲水峡トレッキング(約3時間)


二代大杉付近の苔の森まで往復で約2時間ぐらいのトレッキングです。
屋久島ガイドの解説を聞きながら、苔の森を堪能してください。

いなか浜


屋久島の中で一番大きな砂浜です。
花崗岩が砕けた砂浜がきれいです。

5月から6月の1シーズンで千頭以上のアカウミガメがこの砂浜に
産卵しに上陸してきます。

世界自然遺産の照葉樹林


屋久島の中でも唯一、
海岸線沿いから世界自然遺産になっている照葉樹林(西部林道)を散策します。
ガジュマルやアコウといった亜熱帯植物も多く観察できる森です。
屋久島の最大の特徴でもある、垂直分布を体感してください。

大川の滝


落差88mで日本の滝100選にも入っている、大迫力の大川の滝。
かなり近くまでいけるので、マイナスイオンをたっぷり浴びて気分爽快です。

 

2日目の見どころスポット

紀元杉


樹齢約3千年の屋久杉。
胸高周囲約11mの巨木です。
目の前で見れるので屋久杉の大きさを体感できます。

紀元杉には10種類以上の着生植物が生息していて、
春になると、サクラツツジやアセビなどの花が紀元杉の上で咲きます。
特に5月下旬に咲くヤクシマシャクナゲが綺麗です。

ヤクスギランドを散策

屋久杉の森をゆっくり散策します。
お弁当を持ってこの沢で昼食。
川のせせらぎを聞きながらのちょっと贅沢な森の時間を満喫できます。

千尋の滝


落差60mの千尋の滝。
花崗岩の一枚岩が大迫力の滝です。
水の島、屋久島を体感できます。

 

2位 エメラルドグリーンの沢遊び


屋久島に来たら是非行って欲しいのがこのエメラルドグリーンの沢遊びです。
宮之浦岳や屋久杉だけでなく、
このエメラルドグリーンの沢遊びも
現地プロガイドがおすすめするツアーになります。
夏限定の屋久島ガイドツアーになります。(7月10日から8月31日まで催行予定)

エメラルドグリーンの沢遊びのスケジュール

  • 午前の部 宿にお迎え9:30→車で移動→エメラルドグリーンの沢到着10:00→
    沢遊び→12:30頃移動→宿に到着13:00
  • 午後の部 宿にお迎え13:00→車で移動→エメラルドグリーンの沢到着13:30→
    沢遊び→16:00頃移動→宿に到着16:30

 水の循環の島


島でこんなに水が豊富な場所は他にはないように思いますが、
屋久島は2,000m級の山がそびえ立ち、黒潮の暖流の影響で
山間部では8,000㎜から10,000㎜というけた違いな雨が降ります。
その雨が屋久島の森を駆け下りて再び海へ戻っていきます。
まさに「水の循環の島」なんです。

人間が本能的に求めている「幸せ」を体感

このエメラルドグリーンの沢でひと泳ぎすると、脳がスキッとして
「楽しい」「愉快」「気分爽快」「気持いい」「幸せ」
といった脳内物質であるBエンドルフィンがたくさん脳から分泌され、
どんどん脳を活性化させてくれます。
物質欲が満たされても決して味わうことのできない、
人間が本能的に求めている「幸せ」を体感してみてください。

エメラルドグリーンの沢遊びの動画です。

 

 

3位 宮之浦岳と黒味岳キャンプガイドツアー


宮之浦岳(1,936m)
宮之浦岳は日本百名山最南端の山で九州最高峰の山でもあります。
「屋久島といえば縄文杉!」というイメージが強い感じがしますが、
屋久島の中でも特に世界自然遺産地域の核心部を歩くこのコースは
屋久島の自然の神髄を体感したい方におすすめです!

宮之浦岳と黒味岳1泊2日キャンプのコーススケジュール

 

  • 1日目 宿 5:30 出発 →淀川登山口出発 7:00→淀川小屋到着 8:00→花の江河到着 9:30
    →投げ石平到着 10:30→宮之浦岳登頂 12:30→昼食→花に江河到着 14:30→
    石塚小屋到着 (16:00~16:30)
  • 2日目 石塚小屋で朝食をして7:00出発→花の江河到着8:30→黒味岳登頂 9:30
    →下山→淀川小屋到着 12:00→昼食→淀川登山口下山 15:00頃

※ 天候により2日目に宮之浦岳を目指すこともあります。
当日の天候判断は屋久島ガイドが判断いたします。

淀川登山口から出発


標高1300m付近にある淀川登山口。
人里の安房地区から登山口まで車で約1時間30分かかります。
ここで朝食・トイレ・準備体操をして朝7:00頃に出発します。

鏡のような淀川の清流


屋久島の水の透明度がすごいです。
まるで鏡のような清流。
春になるとミソサザイやコマドリがたくさん鳴いています。
静寂した淀川のほとりでしばしの休憩タイム。

日本最南端の高層湿原、花の江河


淀川登山口から宮之浦岳までの行程でちょうど中間地点になるのがこの花の江河です。
日本最南端の高層湿原で屋久島にあるいくつもの登山道が交わるところでもあります。
屋久島の山の神様でもある、
「一品法寿大権現」の祠があり、登山の安全祈願をします。

石塚小屋で泊まります。


花の江河から約1時間歩いたところに石塚小屋があります。
ここで1泊することで時間的に余裕がある宮之浦岳登山を楽しむことができます。
1日目に宮之浦岳に行けない場合もここに泊まり、
2日目に宮之浦岳登頂に挑戦する事が出来ます。
小屋は無人小屋になっており、食料やシュラフなどは自分で持参します。
小屋の裏にトイレがあります。

2日目は黒味岳も登頂できます!


2日目、
石塚小屋で朝食を食べた後、午前中にゆっくりと黒味岳登頂を目指します。
黒味岳分岐で荷物を置いて手ぶらで登頂するのがおすすです。
登山の途中にロープ場がありますのでゆっくり注意しながらの登山になります。

黒味岳頂上からの眺望が絶景です。


黒味岳頂上の絶景がおすすめです。
左から永田岳、宮之浦岳、翁岳と屋久島の山頂がすべて眺望できます。
洋上アルプスと言われる屋久島を堪能してください。

日帰りで宮之浦岳を往復す場合10時間以上かかりますので、
石塚小屋に1泊して早朝に出発するようにすると、
かなり時間的に余裕がありますのでおすすめです。

体力に自信がない方は宮之浦岳までの半分ぐらいのところにある
黒味岳(1,831m)登山がおすすめです。
黒味岳でも十分に屋久島の自然を満喫できます。

 

4位 縄文杉1泊2日キャンプツアー


朝日を浴びた神々しい縄文杉。
神聖な朝の空気に包まれた縄文杉の森をじっくり堪能できます。

縄文杉までの行程は、トロッコ道を約8キロと山道を約3キロで片道11キロのコースになります。日帰りで縄文杉まで行って帰ってくる場合、往復22キロで所要時間が約10時間かかるコースになります。
縄文杉から200mぐらいのところにある高塚小屋に1泊することで、
時間的に余裕があるトレッキングを楽しむことができます。(テント泊の時もあります)

縄文杉1泊2日キャンプガイドツアーのコーススケジュール

  • 1日目 宿 5:30 お迎え→屋久杉自然館前バス停出発 6:00→
    荒川登山口出発7:00→トロッコ道終点到着 11:00→ウイルソン株到着 12:00~
    お弁当~縄文杉到着15:30頃→高塚小屋到着 16:30→夕食~就寝20:00
  • 2日目 高塚小屋で朝食~6:30頃出発→縄文杉到着6:40~
    早朝の縄文杉をじっくり堪能7:30頃出発→屋久杉巨木コース(自然観察路)→
    トロッコ道到着10:30→沢で昼食→荒川登山口到着 14:30頃→
    シャトルバス出発15:00

まずはゆっくり、トロッコ道を約8キロ歩きます。


大正12年から昭和45年までの約50年間、本格的に屋久杉の伐採が行われました。
特に昭和30年代以降はチェンソーが導入され、森全体が丸裸にされた皆伐の時代がありました。
戦後復興の木材需要がものすごかったためです。
その後、赤土が見えるほどに丸裸にされた森の状況があまりにも酷いという事で、
自然保護団体の訴えが高まり、昭和45年に小杉谷にあった屋久杉の伐採作業は閉鎖されました。
そして、約50年経った現在、
自然に復活してきた屋久杉の森を屋久島ガイドの解説を聞き、
歴史を感じながら歩いて行きます。

縄文杉トレッキングのトイレ事情

サブちゃん
サブちゃん
縄文杉トレッキングコースにあるトイレってどんな感じなのかな?

ヤックン
ヤックン
荒川登山口に1か所、トロッコ道の真ん中あたりに1か所、あとはトロッコ道終点に1か所あるよ! 山道に入ると携帯トイレが数か所あるのでそこで用を足した後は自分で持って帰ってくださいね! 

途中のきれいな沢で寄り道


トロッコ道の途中にはきれいな沢がいくつもありますが、
日帰りツアーですと時間的に寄り道をすることができません。
1泊2日で行く縄文杉ツアーですと時間的に余裕があるため
沢で足をつけたりして休憩を取りながらゆっくり歩けるのがうれしいですね!

山道は根っこ注意!

屋久島の登山道は花崗岩の岩と根っこが露出した山道になります。
特に根っこが滑りますので足元には十分に注意して歩いてください。
特に下りは怪我をしやすいので、蟹股のように横歩きをするといいです。
また、トレッキングポールを使って歩いたほうが転びにくく安全です。
1泊2日縄文杉キャンプツアーは時間的に楽ではありますが、
1泊するのでやはり荷物は重くなりますので、
ゆっくり歩くようにしてください。

ガイドが作る野外料理で乾杯!


縄文杉から10分ぐらい歩いたところに定員15名ほどの高塚小屋があります。
満員になって泊まれない時もありますので、
縄文杉1泊2日キャンプで行く場合は必ずテント持参していきましょう。
また高塚小屋付近には水場がありません。
縄文杉の下の水場まで汲みにいく必要があるので、大きめの水タンクを用意した方がいいです。

高塚小屋は3階建ての小屋になっています。
ここで屋久島ガイドが作る野外料理で乾杯するのが
縄文杉1泊2日キャンプの醍醐味ですね!

キャンプガイドツアーで必要な装備

キャンプガイドツアーの時に屋久島ガイドが持って行く装備を公開します。

①テント一式 ②タープ ③コッフェル一式 ④シュラフ ⑤マット
⑥LEDライト ⑦ヘッドライト+予備電池 ⑧ガス×2 ⑨お茶セット ⑩コップ×5
⑪レインウエア ⑫水筒 ⑬下着・着替え・タオル・手袋 ⑭傘
⑮ザック100L・カバー⑯登山靴 ⑰ナイフ ⑱まな板 ⑲お玉+一合カップ
⑳しゃもじ㉑皿セット・箸・スプーン ㉒トイレットペーパー ㉓食料一式
㉔救急用品一式 ㉕ロープ+カナビラ ㉖耳栓

これらが主にキャンプガイドツアーの時に屋久島ガイドが持っていく装備になります。
このほかに食料やつまみ、三岳(焼酎)なども持って行くので、
だいたい28キロぐらいの重さになります。

キャンプガイドツアーの時にお客さんが持って行く装備

キャンプガイドツアーの時にお客様が持って行く装備は
①ザック・カバー ②レインウエアー ③シュラフ ④マット
⑤登山靴 ⑥トレッキングポール ⑦着替え

これがお客様が持って行く装備になります。
だいたいザックを入れて6~7キロぐらいの重さになります。

 

5位 苔むす森 白谷雲水峡ガイドツアー


屋久島の中でもかなり苔が深い緑の森をトレッキングするガイドツアーです。
屋久島に行くならまずは行ってみたい森で、
私たち屋久島ガイドも必ずおすすめしている森です。
早朝から丸一日かかて原生林コース~太鼓岩まで約8キロを歩く
白谷スペシャルコースがおすすめです。

白谷雲水峡トレッキングガイドツアーのコーススケジュール

  • 宿 6:30 お迎え→白谷雲水峡駐車場到着 7:30→森の中で朝食→白谷小屋到着 10:00→
  • 苔むす森到着10:20→辻峠到着11:00→太鼓岩到着11:30頃→
  • 白谷小屋到着 12:30~昼食~
  • 原生林コース→白谷広場下山15:00

※朝8時30分に宿を出発するコースもあります。

マイナスイオンたっぷりの沢で休憩しよう!


白谷雲水峡の苔むした森にはいくつもの沢が流れています。
沢のせせらぎを聞きながら、
マイナスイオンたっぷりの沢でコーヒーでも淹れて
ゆっくりするのがおすすめです。
ちょっと贅沢な森の時間を楽しみましょう。

太鼓岩からの望む洋上アルプスが絶景です!


白谷雲水峡に行く場合、
天気が良ければ是非行って欲しいのがこの太鼓岩(標高1030m)です。
正面に見えるのが九州最高峰の宮之浦岳(1936m)で、
九州の上位8位まで屋久島の山で占めています。
洋上に浮かぶ南洋のアルプスが屋久島なんですね。
冬に来ると山頂部では2m以上の積雪が見られます。

 

6位 贅沢な森の時間を満喫! 淀川ガイドツアー


屋久杉・モミ・ツガなどの針葉樹の原生林を歩くコースです。
標高1300m付近にある淀川登山口から淀川小屋までは通常1時間ぐらいのトレッキングになりますが、屋久島の固有植物などを観察しながら2時間ぐらいかけてゆっくり歩くコースになります。
また、時間帯をずらす事でほとんど誰もいない静かな森を堪能できます。
森の中でゆっくり森林浴をしたい方におすすめの屋久島ガイドツアーです。

淀川トレッキングガイドツアーのコーススケジュール

  • 宿 8:30 お迎え→紀元杉到着 10:00→淀川登山口到着 10:30→
  • トレッキング出発→淀川小屋到着12:00→苔観察→淀川のほとりで昼食~
  • 針葉樹の原生林コース→淀川登山口下山15:00

世界自然遺産地域にある、針葉樹の原生林を歩きます。


屋久島では標高1300m付近になると屋久杉・モミ・ツガなどの針葉樹の巨木の森になります。樹齢数千年の名も無き屋久杉が林立している森です。
また、屋久島のおよそ23%しかない世界自然遺産地域の森を体感できるガイドツアーになります。
片道1.5キロのトレッキングコースで距離は短いですが、本格的な登山道になります。
花崗岩の巨石の島であるため根っこが露出している登山道になりますので、
しっかりした登山靴とトレッキングポールを用意して足元注意でゆっくり歩いてください。

苔の種類が多い


オオミズゴケ
日本国内に約1600種もの苔が生息していますが、その中で屋久島には約600種もの苔が生息しています。まさに苔の宝庫といった島です。
苔むす森で有名なのが白谷雲水峡ですが、白谷雲水峡にはあまりない苔が多く観察できます。 苔マニアにはたまらないトレッキングコースになります。
苔が好きな方は是非、ルーペを持参して直接見てみると面白いです。

鏡のような淀川のほとりでお弁当タイムが贅沢です。


淀川のほとりでお弁当タイムです!
鏡のような透きとおった水がゆったりと流れ、
川のせせらぎを聞きながら、静寂した森を堪能してください。
超軟水で淹れたコーヒーは格別です。
森に流れる贅沢な時間を満喫できます。

7位 照葉樹林とガジュマルの森ガイドツアー


シイやカシのように光沢がある常緑広葉樹の事を照葉樹林といいます。
インドのヒマラヤ山脈の麓あたりからタイの北部、そして西日本に広がる森で、
アジアにしかない森です。
照葉樹林の特徴は、優先種がなく多種多様な樹種で構成されいる森です。
昔から日本人になじみのある森でタブノキやシイタケが採れるスダジイなど有名です。

ガジュマル巨木の森ガイドツアーのコーススケジュール

  • 宿 8:30 お迎え→いなか浜到着 9:00→西部林道到着 10:00→
  • トレッキング出発→ガジュマルの巨木到着12:00→森の中で昼食~
  • 照葉樹林の森を散策→登山口下山14:00→宿到着 16時

亜熱帯植物が多く生息している照葉樹林へ


アコウの巨木とオオタニワタリ。
亜熱帯植物の代表的な植物ですね。
アコウの木は締め殺し木でも有名です。
ダラーンと垂れている気根が他の木に絡み、締め殺します。。
またヤクザルとアコウの実の関係など、
屋久島ガイドの詳しく説明してくれます。

野生のヤクザルとヤクシカを観察できる


ヤクシマザル
二ホンザルの亜種です。
全体に毛が長く、小柄な猿です。
手が黒く、特に赤ちゃんザルが黒いのが特徴です。
ガイドの指示に従ってびっくりさせないようにゆっくり観察してください。

 


ヤクシマシカ。
日本の鹿の種類の中では一番小さい種類になります。
驚かさないようにゆっくり観察するといいです。

 

大雨警報になった場合、どうしたらいいのか?


屋久島の山間部で、、年間雨量が8000mmから年によっては10,000mm以上という、
けた違いな雨が降ります。
黒潮の暖かい湿った空気が屋久島の山間部で一機に冷却され、
屋久島の上空で雲が発生し、屋久島の上空せ水の循環が行われている島になります。
ですので、
屋久島旅行中に雨が降ることは最初から想定しておきましょう!

では、大雨になってしまった場合、屋久島ガイドツアーはどうなってしまうのでしょうか?

  1. 大雨警報が発令された場合残念ながらすべてのトレッキングツアーは中止になります。
    その場合、宿で待機するしかないのですが、
    状況によって外に出れる場合は、温泉や食事に行ってゆっくりすることをおすすめします。
  2. 大雨注意報が発令された場合屋久島ガイドを頼んでなく、
    自分たちでトレッキングをするのはやめた方がいいです。
    屋久島の山は花崗岩でできている岩の島です。
    森の保水率がほとんどなく、
    山に降った雨がほとんど川に流れていきます。
    登山道なども川のようになり、少し強い雨が続くと一気に水かさが増し、
    普段普通に渡っている沢も渡れなくなります。
    ですので、
    屋久島の雨にいつも慣れている屋久島ガイドの判断が必要になるため、
    屋久島ガイドを依頼していない場合は、
    山でのトレッキングはあきらめて、
    島を一周ドライブすることをおすすめします。
  3. ちょっとした雨の場合白谷雲水峡や縄文杉でのトレッキングでしたら、
    雨具をしっかりしていれば大丈夫です。
    苔に流れるしずくがきれいです。
    ただ、
    宮之浦岳の頂上付近では
    人里とでは14度の温度差があり、
    また風速1m吹くと体感温度も一度下がりますので、
    やはり、屋久島ガイドと一緒に行った方が安全です。

自分にあった屋久島ガイドを選ぶ方法


屋久島でガイドをしている人はたくさんいます。
自社のホームページがあり、ガイド料金がわかるサイトで、
屋久島ガイドツアー(エコツアー)を催行している会社(個人も含めて)が約24社もあります。
こんなにたくさんガイド会社があると迷っちゃいますよね。

自分にあった屋久島ガイドツアーを選ぶ場合、
まず最初に確認したいのが、
旅行代理店から受託して、いろんな人たちが集まる募集型のガイドツアーなのか?
それとも、
個人ガイドが自由に企画したプライベートガイドツアーなのか?
を確認して見てください。
家族で参加するのか、カップルで参加するのか、一人で参加するするのか
友達同士で参加するのか、夫婦で参加するのかで、
どちらのガイドツアーがいいのか決まるかと思います。
あとは、
直接、電話をしてみて対応がいいのか話してみるのもおすすめです。
親切にわかりやすく、
また料金の提示をしっかりしているかをチェックしておくといいです。

屋久島ガイドツアーの料金について


屋久島でガイド業をしている方たちは、およそ150人ぐらいはいるかと思いますが、
屋久島町が認定している「屋久島公認ガイド」が74人になります。
その中で、自社のホームページがありガイド料金がわかるサイトで、
屋久島ガイドツアー(エコツアー)を催行している会社(個人も含めて)が約24社あります。

こんなに屋久島ガイド会社があると、どこに頼めばよいのか?
また、屋久島ガイド料金も様々ですので、ますます迷っちゃいますよね。

大きく分けると、
旅行業者が募集していろんな方たちと一緒に行く、
「募集型のガイドツアー」と、
インターネットからサイトを運営している個人ガイドに直接依頼して行く、
「プライベート型のガイドツアー」と
2つに分類されています。
基本的には「募集型のガイドツアー」の方が料金が安く、
「プライベート型のガイドツアー」の方が料金が高いです。

また、ガイド会社によっては様々な登山コースのガイドツアーを催行しているので、
コースによって料金が様々です。
そこで、屋久島ガイドツアーの中でもメジャーなコースのガイド料金を紹介します。

募集型の屋久島ガイドツアー料/お一人様の料金

  1. 日帰り縄文杉ガイド料金  8,000円~12,000円ぐらい
  2. 白谷雲水峡ガイド料金   6,000円~12,000円ぐらい
  3. 宮之浦岳ガイド料金   12,000円~15,000円ぐらい
  4. 屋久杉ランドガイド料金  6,000円~12,000円ぐらい
  5. リバーカヤック      6,000円~8,000円ぐらい

プライベート型のガイドツアー/お一人様の料金

  1. 日帰り縄文杉ガイド料金  12,000円~15,000円ぐらい
  2. 白谷雲水峡ガイド料金   10,000円~13,000円ぐらい
  3. 宮之浦岳ガイド料金    13,000円~15,000円
  4. 屋久杉ランドガイド料金  10,000円~13,000円ぐらい
  5. リバーカヤック      8,000円ぐらい

プライベート型のガイドツアーは参加される人数によって一人あたりの料金が異なります。
人数が多いほど一人当たりの料金が安くなりますので、なるべく2人以上で参加されるといいです
一人でガイドツアーに参加する場合は、ガイド料金が高くなりますので、募集型のガイドツアーに参加するほうがいいかもしれません。
ただ、ガイド料金が高くなっても一人貸切で自分の好きなペースで歩きたい方も多くいられます。

屋久島公認ガイドに依頼するのが安心

屋久島ガイドという仕事は、やろうと思えばだれでもできる仕事であるため、
安全管理ができていない人でも、屋久島に住んでいない人でも仕事ができる状態でした。
ガイドの資質を図る明確な基準が存在しなかったため、当然トラブルも発生していました。
そのため、
平成25年から「屋久島ガイド登録認定制度検討部会」が設置され、
屋久島で安心、安全なガイドを提供するにはどうしたらよいのか?
という事が大きな課題でした。
そこで新たな認定制度ができたのが「屋久島公認ガイド」です。

屋久島公認ガイドになるには、
日本山岳ガイド協会登山ガイドステージⅠの試験に合格する事。
日本赤十字などの講習を受け認定されているものなどが条件になっています。

ですので、
屋久島ガイドツアーに参加する場合は、
「屋久島公認ガイド」に認定されているか確認する事をおすすめいたします。

屋久島ガイドツアーのまとめ

サブちゃん
サブちゃん
屋久島の自然は奥が深いんだね~!屋久島ではガイドツアーを利用しないと行けない場所がたくさんあるんだね!
ヤックン
ヤックン
1泊2日で行くキャンプツアーや日帰りで楽しめるトレッキングツアーなどいろいろあるんだよな! 

 

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Q おすすめの屋久島ガイドツアーは何?

A 苔むす森を歩く白谷雲水峡トレッキングがおすすめです。あとは世界自然遺産地域をトレッキングする黒味岳トレッキングが私たち屋久島ガイドがおすすめするコースです。  日帰りで行く縄文杉トレッキングは体力がある方限定になります。どうしても縄文杉に行きたい場合は縄文杉ひとりじめキャンプがおすすめです。

Q 屋久島ガイドツアーの料金はいくらですか?

A 屋久島ガイドツアーはいろんな人たちが複数で行く募集型のツアーと貸切プライベートツアーと大きく2つに分かれます。 募集型ツアーですと、 日帰り縄文杉ガイド料金 8,000円~12,000円 白谷雲水峡ガイド料金 6,000円~12,000円 宮之浦岳ガイド料金 12,000円~15,000円 屋久杉ランドガイド料金6,000円~12,000円 リバーカヤック  6,000円~8,000円 プライベートツアーですと、 日帰り縄文杉ガイド料金 12,000円~15,000円 白谷雲水峡ガイド料金 10,000円~13,000円 宮之浦岳ガイド料金13,000円~15,000円 屋久杉ランドガイド料金10,000円~13,000円 リバーカヤック    8,000円

Q 屋久島ガイドは必要ですか?

A 1白谷雲水峡は沢を5本渡るトレッキングコースになりますが、トレッキングの途中で大雨になって一気に沢が増水する時があり、その天候判断はやはり屋久島の天気に慣れている屋久島ガイドに任せたほうが安全です。 2 距離はそれほどないが、天候により真っ白に霧で覆われたときは縄文杉コースより道に道に迷いやすいので、ガイドがいたほうが安心。 3 苔の種類が多かったり、植物の種類も多いので、ただ歩くだけではなく屋久島の植物をじっくり観察したい方はガイドが必要です。

Q屋久島ガイドツアーの時の気温と服装は?

A 屋久島の最高峰、宮之浦岳が1,936mあり海岸線沿いとでは約14℃ぐらいの差があります。また風速1mの風が吹くと体感温度は1℃下がりますので、屋久島のどの標高帯を歩くのかをチェックしてください。 縄文杉トレッキングは標高1,300m付近まで登りますので、人里とは9℃ぐらい温度差があります。 3月上旬です縄文杉付近ではマイナス3℃ぐらいになり雪が降ることもありますので、薄手のダウンジャケットは必ず持ってきてください。 夏は人里で33℃ぐらいになり、縄文杉付近では24℃ぐらいで涼しく気持ちいです。 ただ雨に濡れると体感温度は下がりますので、 夏でも長袖のシャツは必ず持参ください。 あとは、速乾性のあるTシャツ、上下がしっかりしたレインウエアー、40Lぐらいのザック、登山靴、ヘッドライト、救急用品などが必要になります。

Q 屋久島ガイドツアーの時に大雨になったらどうしたらいいですか?

A 大雨警報が出ている場合はすべてのトレッキングツアーが中止になります。 大雨警報でなくても強い雨が降っている場合、もしくは大雨が予想される場合はツアーの中止もしくはツアーの変更になります。

Q 屋久島公認ガイドって何ですか?

Q 屋久島ガイドという仕事はやろうと思えばだれでもできる仕事であるため、安全管理ができていない人でも、屋久島に住んでいない人でも仕事ができる状態でした。 ガイドの資質を図る明確な基準が存在しなかったため、当然トラブルも発生していました。 そのため、平成25年から「屋久島ガイド登録認定制度検討部会」が設置され、屋久島で安心、安全なガイドを提供するにはどうしたらよいのか?という事が大きな課題でした。 そこで新たな認定制度ができたのが「屋久島公認ガイド」です。 屋久島公認ガイドになるには、 日本山岳ガイド協会登山ガイドステージⅠの試験に合格する事。 日本赤十字などの講習を受け認定されているものなどが条件になっています。 ですので、 屋久島ガイドツアーに参加する場合は、 「屋久島公認ガイド」に認定されているか確認する事をおすすめいたします。

 

屋久島パーソナルエコツアー公式ページ

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青木高志
1993年から屋久島に移住。 屋久島ガイド歴21年。 屋久島パーソナルエコツアー代表 屋久島公認ガイド 日本山岳ガイド協会認定ガイド。 大好きなこと。 ①音楽が大好きでバンドでギターを弾くのが楽しみ。 ②焚き火が大好きでダッチオーブンでサーモンやトビウオの燻製料理が得意。 ③旅が大好きで、20代の頃はインド、ネパール、タイ、などを放浪。 ④キャンプが大好きで、縄文杉キャンプツアーをしている。 ⑤自給自足的な暮らしがしたい。原木シイタケにはまっている ⑥写真を撮るのが大好きです。 屋久島に関するお役立ち情報をブログやSNSで発信しています。
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