hiroko-shimai白谷雲水峡原生林コースのハイライト、苔の沢でちょっと休憩。とても仲の良いご姉妹で、ぱっと見双子みたいでした。 地球環境についていろいろ考えた一日でした。

 

 

(苔の沢にて)

 

 

Hiroko&Naoko姉妹からの声

青木さま

東京の自宅にもどりました。○○です。
早速にも、写真をお送りいただいて、感激しました!
ありがとうございます。
写真で改めて見ると、まさにもののけの森ですね。
まるで杉に顔があるような写真もあって、つわのやのおかみさんが
そういう木には”杉の精が宿っているんですよ”と教えてくれたことを思い出しました。

思い返せば、白谷雲水峡での1日は自分が変わるほどの体験でした。

屋久島の魅力にだれしも取り憑かれてしまうというのもわかる気がします。
すぐにでもまた舞い戻りたい気持ちでいっぱいだからです。
ですが、あの稀有な森を保つのには問題も多いと知り、何度も訪れたいというのも
人間のエゴのような気がします。
私たちが訪れたことでも森を少なからず傷つけてしまったと思いますし、
苔の生えている岩に思わず乗ってしまったり。反省しきりです。
妹は、美術館で絵を見るのと一緒だと言っていましたが。
私はどうしても触ってみたくなってしまってその事に気づくのが遅すぎました…。
しかし次に訪れることができたら、絶対そのことを守れると思います。

昨日の夜千葉の実家に帰りついたら雨でした。屋久島に降ってほしいのに。
今朝起きて、家の大きなヒバの木とクスノキが気になって、身に行ったら、
ヒバの木の下には、スギやらカエデやら、いろいろな木が小さな芽を出していたんです。
こんな近くに屋久島の森と似た世界があるのを発見して、うれしくなりました!
そして、屋久島に早く、雨が戻ってくることを祈っています。
私たちには庭の木を守っていくぐらいのことしかできませんが(それでも大変かも)、
青木さんやガイドのみなさんはあの貴重な森を守るというものすごい使命がある、
森に選ばれた方々なのですね。

もう一つだけ、私は雨の日はあまり好きではなかったのですが、
これからは嫌いではなくなりそうです。

それではまたお会いできますように。これからも時々、メールで屋久島のことを
お聞きしてもいいでしょうか。
今回は楽しい1日を、ありがとうございました~!