屋久島パーソナルエコツアー代表の青木です。

屋久島にはいくつものトレッキング(登山)コースがあり、楽しみ方も様々です。
・宮之浦岳頂上からの絶景を堪能したい人。 
・屋久杉の聖老人、縄文杉を逢いに行く人。
・白谷雲水峡の苔むす森でゆっくり森林浴をしたい人。 
・屋久杉の原始林を体感したい人。 

・野生のヤクザルやヤクシカに会える、亜熱帯ジャングルの森を歩きたい人
・エメラルドグリーンの沢で泳ぎたい人
・青い海でダイビングをしたい人 。。。。
などなど、たくさんのガイドツアーがあるのが屋久島です。

このように遊ぶところが満載な屋久島を満喫するにはやはり屋久島ガイドを頼みたいところなんですが、

「屋久島ガイドについて、よくある3つの質問」を解説いたします。

 

 

質問1 屋久島でトレッキングする時にガイドは必要ですか? 

 

屋久島でガイドを頼んだほうがいいんですか?

料金が高いので自分たちだけでも行けますか?
という質問も多いですが、

屋久島ガイドは必要ない! 
と言う方の理由としては

1 ガイド料金が高い
2 自分たちだけでも迷わずに行けるのではないか
3 自分たちのペースで歩きたい
4 嫌なガイドだったら最悪だから

といったところでしょうか。

 

屋久島ガイドは必要です! 
という方の理由としては

1 怪我をした時の対処法をしているので安全に登山ができる
2 ガイドの自然解説があったほうがより深く屋久島を楽しめる
3 登山道だけではない絶景ポイントを案内してくれる
4 危ない箇所を事前に知っているので安心
5 休憩するポイントやペース配分がうまいのであまり疲れない

といったところでしょうか

6 屋久島の場合天候が急変する時が多いのでその対処方法を知っている。

 

わたくしガイド青木が思う「屋久島でガイドは必要なのか?」
ということなんですが、
答えから言うと、
屋久島のトレッキングコースによって異なるという事です。
トレッキングコースによってはガイドがいたほうがいいコースもありますし、
ガイドがいなくても大丈夫かと思うコースもあります。
あとは、その方の旅の予算と価値観でガイドが必要なのか決まるのではないでしょうか。

ガイドを雇ってトレッキングをするというのは贅沢な事です。

 

経済的に余裕がある方、
安全・安心が一番という方、

もっと詳しく屋久島の自然や歴史などを理解してより楽しい旅をしたい方は
屋久島ガイドは、やはり必要です!

 

詳しくはこちら

屋久島でガイドは必要なのか?

 

 

質問2 屋久島ガイドツアーに参加したいのですが、たくさんガイドツアーがあって迷います。おすすめのガイドを教えてください。

まず、屋久島ガイドって何人いると思いますか?
2019年現在、屋久島観光協会のガイド部会に加入しているガイドが、133名います。
この中で、屋久島町エコツーリズム推進協議会が実施している屋久島公認ガイドになっている方が、山、川、海のすべてを合わせて、92名のガイドが認定されています。

 

今年から山岳部での屋久島公認ガイドになるためには、
「公益社団法人日本山岳ガイド協会」の認定ガイド登山ガイドステージⅠの資格を取らなければならないという規定が決まりましたので、屋久島公認ガイドはさらに厳選されていきます。

 

この屋久島公認ガイド制度の目的は
「屋久島に来られる旅行者の方たちが安全で安心にガイドを頼む事ができる」ように
このような規定が決まりました。
ですので、

屋久島でガイドを探す場合、屋久島公認ガイドになっている人たちから選ぶのがよさそうですね。

ただ、屋久島公認ガイドになっている方たちが全員ホームページを開設しているわけではないです。

屋久島ガイドが開設しているホームページが25社ほどありました。
多いですよね~ それは迷いますよね~

この中には屋久島公認ガイドになっていない会社も含まれます。

そこで、
さらに詳しく
自分にあった屋久島ガイドツアーを選ぶ3つの方法
をご紹介します。

 

 

質問3 屋久島ガイドになるにはどうしたらいいですか?

屋久島で登山(トレッキング)ガイドもしくはエコツアーガイドになるためには、様々な知識と経験、そして資格が必要になります。
屋久島では2019年から新しく屋久島公認ガイド制度ができました。

 

詳しくはこちら屋久島町が運営しているサイトをまずご覧ください。

屋久島公認ガイドとは?

屋久島公認ガイドになるための手順

まあ非常に手間がかかる制度になっています。
ですので、
屋久島に来てすぐに屋久島公認ガイドになれるわけではないんですね。

 

2019年2月28日のガイド総会で改正され、実務は2年から6か月に変更する事が決議されました。 理由としては、早く屋久島ガイド部会に入会していただき屋久島のガイドの方たちに馴染んでもらうためです。

 

屋久島公認ガイドになる場合、
公益社団法人日本山岳ガイド協会の資格を取得する事

→ これも、2019年2月28日にガイド総会で決議され決定しました。
屋久島公認ガイドになろうという方は日本山岳協会の資格を取得することが必須項目になりました。

受講料76000円 教科書代12000円 ロープやハーネスなどの登山用品一式 地図、コンパス 高度計 ヘッドライトなどなど・・4~50000円ぐらい 
プラス、登録料20000円 年会費10000円 屋久島ガイド連盟年会費10000円と
合計210,000円ぐらいかかります。

他に屋久島学の試験に合格することなどあります。

 

しかし、この屋久島公認ガイドにならないと屋久島のフィールドでガイド活動ができないわけではありません。

まずは、どこかのエコツアー会社に所属して、最初は見習いからスタートして、
経験を積むしか道はありません。

 

屋久島ガイドになるまでの

よくある質問

 

Q1 屋久島パーソナルエコツアーのガイドになるにはどうしたらいいですか?

ステップ1 まずは当社に電話連絡をして、履歴書を送る
ステップ2 屋久島で暮らすことを決め、家を探す。
ステップ3 家が見つかったら、当社研修生として約3か月の生活がスタート
ステップ4 研修終了後、当社独自にガイドテスト
ステップ5 合格後、当社専属ガイドとして契約

こんな流れになります。

 

Q2 日帰りツアーガイドの一日の流れはどんなですか?

① 朝8時20分にお客様が泊まっている宿へ車で迎えに行く→荷物の確認
② 白谷雲水峡や屋久杉ランドまで送迎。
③ 現地に着いたら、トイレ→準備体操→地図を見ながら注意事項とコースの説明
④ 9時30分ごろトレッキングスタート
⑤ 森の中で、屋久島の植物や歴史などの話をしながらゆっくりのトレッキング
⑥ 沢で昼食→コーヒーを淹れる
⑦ 15時過ぎにトレッキング終了
⑧ 宿まで送迎
⑨ レンタル品の回収→事務所→終了

 

Q3 1泊2日縄文杉キャンプガイドの場合、ガイドスケジュールはどんな感じですか?

① 早朝5時10分宿に車で迎えに行く
② 屋久杉自然観からシャトルバスに乗って荒川登山口まで
③ 朝食、トイレ、準備体操をして、7時ごろ出発
④ 約8キロのトロッコ道→昼食→山道約3キロ→縄文杉到着15時頃
⑤ 高塚小屋で夕食の準備→夕食→就寝(テント伯もある)
⑥ 早朝4時50分起床→朝食の準備→7時ごろ縄文杉出発
⑦ トロッコ道の途中の沢で昼食
⑧ 14時30分ごろ荒川登山口到着→15時のバスに乗って屋久杉自然館
⑨ 1宿まで送迎→登山レンタル用品回収
⑩ 事務所16時30分ごろ終了

 

Q4 研修期間は何をするのですか?

① 屋久島ガイドをするのに必要な知識を当社おすすめの教材で学ぶ。
② 当社ガイドの後ろについて実際のガイドをしているところを実習
③ 屋久島の植物の名前や生態などを覚える(これは3年以上かかる)
④ 実際にお客さんを連れてガイドをしてみる(代表の青木が後ろについている)
⑤ 当社規定のテスト
⑥ 合格後→屋久島パーソナルエコツアーの専属ガイドとして契約

 

Q5 研修期間(約3か月)は無給ですか?

はい、研修期間は無給になります。
ただし、レンタル業務、事務PC作業(時給800円~)の仕事はあります。
最初にお金の余裕がない方はご相談ください。
キャンプツアーの研修の場合、一日5000円の補助金制度あり。

 

Q6 屋久島ガイドになるのに事前に何か資格は必要ですか?

・要普免
・日本赤十字の救急法の資格
・冬季のオフシーズンに屋久島町が実施しているガイドセミナーを受ける
・2年以上屋久島に住むことが条件で、屋久島ガイド認定

 

Q7 屋久島ガイドになるのに必要な装備は何ですか?

・キャンプ用の90Lぐらいのザック
・登山靴
・レインウエアー
・コッフェル一式
・テント一式
・8人乗りのワゴン車

 

こちらを参照してください。

屋久島キャンプ登山で必要な装備

 

Q8 屋久島パーソナルエコツアーのガイドの年収はいくらぐらいになりますか?

日当歩合制になります。(8000円~)
年収はだいたい200万~250万円ぐらいです。
3月~11月までがオンシーズンで12月~2月までの3か月は長期休暇になります。
オンシーズンでは、月にキャンプガイドの仕事を4~6本、
日帰りのツアーガイドの仕事が5~10本ぐらい働く感じです。

 

屋久島ガイドは個人事業主になりますので、
車や登山用品はすべて自分の経費になります。
また、国民健康保険や国民年金などは個人事業主として申請してください。

 

Q9 オフシーズンは何をしたらいいのですか?
3か月の長期休暇をどのように過ごすかは各自、自由です。
ポンカン、タンカン狩りのアルバイトをする人や、
都会に出稼ぎに行く人。
自己研修で海外のエコツアーに参加したり、旅に出る人。
畑をやって、野菜を作る人。
北海道でエコツアーガイドの仕事する人。
人それぞれ好きな事をやって暮らしています。

 

今後は、オフシーズンはいろんな農作物を作って、
ジャムやドライフルーツなどを加工をしてオンシーズンに売れるような
商品開発もこれからやっていきたいと考えています。

 

Q10 屋久島の家賃の相場はいくらぐらいですか?
3万~5万円ぐらいでアパートや空き家がありますので、
不動産屋など紹介いたします。

 

Q11 どのような車が必要ですか?
ガイドの仕事をする場合、7~8人乗りのワゴン車が必要になります。

 

Q12 屋久島は暮らしやすいですか?

はい、暮らしやすいですよ!
海、川、滝、山とすべてがある屋久島。
自然が好きな人にとっては贅沢なところです。
また、水が豊富でおいしい水がいたるとこで飲めるのもうれしいですね。

 

Q13 屋久島ガイドのやりがいはなんですか?

吉村ガイド

・屋久島ガイドのやりがいって何ですか?

日本に四か所しかない世界自然遺産地域のひとつで仕事ができる事。

ツアーの起承転結をガイド自身が演出できること。

日帰り縄文杉に行かないので、通常日帰りのコースをゆっくり案内できる。
貸し切り制なのでお客様との距離が近くなるから、濃い話になる場合が多く、

それが自分の人生にもプラスになったりする。

12月~2月までのオフシーズンは何をしてますか?

12月~1月はポンカン狩りの仕事。
2月~3月はタンカンの収穫や出荷の仕事をしています。

新人ガイドへのアドバイスをお願いします。

知識や技術は身につけた分だけ出来ることが増えていくので、

スキルアップは貪欲に。
また、ツアーを進めながら自分が楽しむことが大事かもです。

 

岡ガイド

 

屋久島ガイドのやりがいって何ですか?

いろいろな人との出会いがあり、話ができて、友人が世界中に出来るかも?
大変な人達もいるかもしれませんが、怪我もなくやりとげたときの達成感は普通の仕事ではあり得ないほどですね。

・12月~2月までのオフシーズンは何をしてますか?

芋ほり、ポンカン、タンカンなどの農作業のお手伝い。
土木作業のお手伝い。
ヨットに乗ったり、旅行に行ったりです。

新人ガイドへのアドバイスをお願いします。

とにかく楽しむことですかね!
会話、料理、自然、・・・
同じコースを歩いていても同じものはないです。
必ず何か発見があります。

何か一つでも自分が楽しめるものを創れれば、

必ず成長できると思います。

 

Q14  屋久島トレッキングツアーではどのようなところガイドするんですか?
屋久島のトレッキングコースで人気があるのが、
縄文杉コースと白谷雲水峡コースになります。
あとは、屋久島の頂上、宮之浦岳もよくガイドをしますね。

 

 

以上、屋久島ガイドについてよくある3つの質問でした。

 

 

 

 


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