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3月上旬の朝方は結構寒いですね。(4度でした。)レインウエアーを着てのスタートでした。
でも、お二人の笑顔を見ていると全然寒さも気にならなかったです。(笑
荒川登山口が標高600mで、トロッコ道を約8キロ、山道が3キロで、縄文杉まで片道11キロの行程です。
がんばっていきましょう!

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トロッコ道の途中ではこんなところで寄り道。
1泊キャンプだと時間が余裕なので、ゆっくりできますね

 

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縄文杉から10分ぐらい歩くと高塚小屋があり、今夜はここで泊まります。そして、さっそく夕食の準備でーす!
屋久島の特産物、サバ節。よくダシがでます!

 

 

 

 

 

 

 

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白菜、えのき、ほうれん草、ブナシメジを入れて、コトコトしたら白みそを入れてできあがり。
チョー簡単料理ですが、めちゃうまです!

 

 

 

 

 

 

 

 

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いただきまーす! いやー 温まりますねー!幸せのひととき。

 

 

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翌朝、誰もいない朝日の縄文杉に逢えました!!よかったですねー
(かなり寒かったけど・・)  二人の素敵な笑顔が忘れられません

ナナさんとリサさんからの声

3/8~3/9に大変お世話になりました。屋久島を去るのがなんとも惜しく、4泊したにも拘わらず、
まだまだいらいな、と思って屋久島空港を飛び立ちました。鹿児島空港で羽田空港の乗り継ぎ便を
待っている最中、新燃岳の写真を撮りながら、宮崎の人たちが早く普段通りの生活に戻れるといいね、
といっていたとき地震の一報を受けました。私たちが予約していた便以降の鹿児島~羽田便はすべて
欠航となりましたが、私たちは運よくかなりお遅れはしたものの、何とかその日のうちに羽田に降り立つことができました。
結局その日は東京中の交通機関が麻痺し、羽田空港で一泊し5泊6日の旅行となりました。
そんなときの、登山用品の頼もしいこと!不足の事態に備え、私たちはジャージに着替え、トレッキングシューズ、
レインウェア、ヘッドライトを手元において寝ました。寒くないし、電気も水もあるし、何よりトイレ
があるから問題ないね!と、今回のキャンプの経験を存分に活かし、私たちだけキャンプをしにきているような感じで
快適に一晩過ごしました。周りからはかなり浮いていたと思いますが…。
次の日、なんとか自宅にたどり着き、私は現在は実家のある広島に疎開中です…。
いつ東京に戻れるのか、不安です。屋久島は津波大丈夫でしたか?

こんなときだからこそ、屋久島で撮った写真をみるとさらに癒されます。屋久島の美しい生態系をつくりあげたのも、
今回の地震も、同じ自然の為せる業だと考えるとなんだか変な気がします。
縄文杉までの道中、生態系のさまざまな一面を垣間見ることができ、未だ解明されない不思議、
人間の小ささ、いろいろ考えさせられました。今まで全く興味を抱かなかった苔も、屋久島では
なんと美しく、またいろいろな種類があることか。本当にいつまでも眺めていることができそうでした。
人間が名前をつけていない杉も、杉以外のさまざまな木々も、みるものすべてが神秘的でした。